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冬に向けて。まだ雪待ち

今、このnoteを書いているは11月の後半。
SNS界隈では、既にオープンしたスキー場のレポートが日に日に上がっています。
私はと言えば、まだスキー場には行けず妄想だけが進む日々を過ごしています。

なぜまだスキー場に行かないかと言うと。
天然雪を待っているからです。
11月にオープンする本州のスキー場は人工雪がメインなのです。

人工雪がダメと言うことではなく。
今シーズン私は、自身の開発するワックス評価を天然雪で行いたいからです。2児の父として自由に使える資金は有限の為、今回はここをパスします。

ちなみに人工雪は大きくわけて2種類の方法で作られます。
「人工造雪機」と「人工降雪機」です。
少し高めの気温でも氷を砕いてゲレンデに撒く装置が「人工造雪機」。
寒い氷点下で雪を降らせる機械が「人工降雪機」です。
一般的には「人工降雪機」の方が天然に近い感触になります。
しかし、それでも噴き出してから地面までの距離が短く十分雪の結晶の角が伸びず。天然雪のような結晶を形成できません。
その為人工雪は、まだまだ天然雪のような滑走感にはならないのです。


昨年開発13号と今年開発品39号との滑走性比較試験


私の開発する“森を汚さない天然原料をベースにした滑走ワックス”は
開発して今年が2シーズン目となります。
オフシーズン試行錯誤を繰り返し試験は40回以上を行いました。
その結果、テーブル評価では166%の滑走性向上に成功しました。
しかし、所詮はテーブル評価。
実際のフィールドで効果を表してこその改良だと思っています。

フィールドでは滑走面上だけの評価でなく、GPSなどを使用も挑み客観的な視点を持っての評価も試みる予定です。

今、私は自身の開発するワックスでスイスイと気持ちよく滑るシーンを想像しています。
はたしてこれは妄想で終わるのか?

雪待ちは、ドキドキで楽しみです。


※現在、開発したスキーワックスを評価して下さるモニターを募集しております。 サンプルをお渡しするのみですが、非石油系のワックスで「環境」も「滑り」も気持ちよく楽しみませんか? よろしくお願い致します。


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