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「稼ぐ系」情報商材を買えば、まず副業は失敗する


副業=SNSで情報商材

という形をイメージしている方が多いと思います。



そして、副業を始めたい、SNSを使って収入を得たいと考えたとき、多くの人がインターネットで情報を探すと思います。



すると、必ずといっていいほど目にするのが、「〇〇するだけで簡単に稼げる!」といった情報商材の投稿です。



こうした情報商材は大きく分けると、


1.「稼ぐ系」
2.「非稼ぐ系」

の2種類に分類できます。



まず、ほんとに初心者の方は、この2つの種類を知らないかもしれません。私も最初は全く何のことか分かりませんでした。




簡単に言うと、副業初心者の多くの人は、「〇〇するだけで月収10万円!」みたいな、「稼ぐ系」の商材を購入してしまいますが、結論から言えば、これはあまりおすすめできません。



というのも、私も数万円はこの「稼ぐ系」にお金を投じてきた人間です。。。。。(失敗談)



そこで今回は、「稼ぐ系」と「非稼ぐ系」の違い、そして「稼ぐ系」の情報商材がなぜ危険なのかについてお話ししたいと思います。



1. 情報商材とは? まずは基礎を知ろう

まず情報商材とは、ネット上で販売される、特定の知識やノウハウをまとめた商品のことです。



PDFファイル、動画コンテンツ、オンライン講座など、形式はさまざまですが、「これを学べば収益が得られる」という触れ込みのものが多く販売されています。



情報商材は、正しく選べば価値のある知識を手に入れることができるかもしれませんが、間違った選択をすると、「購入しても何も得られない」「無意味な内容だった」という結果になりかねないです。


その中でも、特に注意が必要なのが、「稼ぐ系」の情報商材です。



2. 「稼ぐ系」と「非稼ぐ系」の違いとは?

ここが大切です。


情報商材には、大きく分けて「稼ぐ系」と「非稼ぐ系」の2種類があります。



① 「稼ぐ系」情報商材

「誰でも簡単に副業で〇〇万円稼げる」といった内容で販売されるものが、この「稼ぐ系」に分類されます。

特徴としては、

・「〇〇するだけで稼げる」など、簡単にお金が手に入ることを強調している
・特定のSNSやブログ、転売などのビジネスモデルを推奨している
・成功者の実績を大きくアピールし、購入意欲を刺激してくる



例えば、
・「1日10分の作業で月30万円!」
・「スマホひとつで完全在宅で稼げる!」
・「初月から10万円達成! その秘密を大公開」


実際、このようなキャッチコピーを沢山見ると思います。しかし、何個も購入した私からすると、実際には、稼げるどころか、購入後に何をすればいいのかすらわからないケースがほとんどでした。


つまり、簡単にいうと、「こうやったら毎月10万円稼げる!」という情報を売るということです。



意味わかりますか???



「私(販売者)と同じように、『こうやったら毎月10万円稼げる!』という情報を売ってください」という話です。つまり、内容は何もありません。



SNSなどを使い拡散して、「これを買ったら稼げますよ!」という情報をただ購入者がまた同じように回していきます。



中身がないので、収入があったとしても、一時的なものです。また、購入者は販売者をヨイショすることによって(情報商材を拡散すること)、紹介料をもらえたりするので、ねずみ講式に内容のない情報が広がって、最終的に最初の販売者が儲かる仕組みになっています。


これが「稼ぐ系」です。



② 非稼ぐ系情報商材

一方、「非稼ぐ系」とは、直接お金を稼ぐ方法ではなく、特定のスキルや知識を提供するものです。



私は、この「非稼ぐ系」が本当に投資すべき情報商材だと思っています。


例えば、

・プログラミングの基礎
・デザインのスキル
・ライティング技術
・動画編集のノウハウ

こうしたスキルを学ぶための商材は、「非稼ぐ系」に分類されます。これらは実際に役立つ知識であり、学んだことを活かして収益につなげることができます。



つまり、勉強ですよね。



ただ、今の時代プログラミングや動画編集のスキルは、もはや多くの方が身につけているので、さらに必要な知識やスキルをあげると、

【AI活用スキル】

ChatGPTをはじめとする生成AIの普及により、AIを活用できるスキルが求められています。
AIプロンプトエンジニアリング
AIを活用したコンテンツ制作
AI × 既存スキルの組み合わせ


【 Webマーケティング】

Webマーケティングは今後も成長が見込まれる分野です。
SEO・コンテンツマーケティング(ブログ、SNS運用)
広告運用(Google広告、Meta広告)
メールマーケティング / LINEマーケティング

【ノーコード開発】

プログラミングができなくても、アプリやWebサービスを作れる「ノーコード開発」の市場が拡大しています。
Bubble(Webアプリ開発)
Glide / Adalo(モバイルアプリ開発)
Webflow(Webサイト制作)


【SNS運用・コミュニティマネジメント】

SNSを活用したビジネスの重要性はますます高まっています。
Instagram / TikTok運用(ショート動画の企画・編集)
ThreadsやX(旧Twitter)のマーケティング
オンラインコミュニティ運営


【サブスク型ビジネスの運営】

今の時代、「一度売ったら終わり」ではなく、継続収益が得られるビジネスモデル」が重要です。
オンラインサロン運営
サブスク型の情報提供(ニュースレター、有料note)
スキル販売(Udemy、ココナラ、ストアカ)

ちょっと、ハイレベルの思う方もいらっしゃると思いますが、購入者のスキル向上につながるため、適切な商材を選べば、非稼ぐ系はとても有益です。




3. 「稼ぐ系」情報商材のよくない点とは?

では、「稼ぐ系」の情報商材をおすすめしない具体的理由をお伝えします。


① 実態がない、もしくは曖昧な内容が多い

「簡単に稼げる」と言われても、その仕組みが明確に説明されていない商材が多く見られます。



たとえば、「SNS運用で月100万円稼ぐ方法」という商材があったとしても、具体的な方法は書かれておらず、


・「まずはフォロワーを増やしましょう」
・「価値提供が大事です」
・「商品を売る流れを作りましょう」


といった、当たり前のことしか書かれていないケースが少なくありません。



また、販売者自身が実際にその方法で稼いでいるのかどうかも不明なことが多く、結局は「あなた次第」という曖昧な結論で終わることが多いのです。



画像があれば、安心する方も多いと思いますが、信ぴょう性に欠けます。



② 結局は「情報商材を売るビジネス」になっている

稼ぐ系の情報商材の中には、最終的に「同じ情報商材を売ることがビジネスになる」という構造になっているものがほとんどです。


つまり、

  1. 情報商材を買う

  2. その内容を元に、他の人にも情報商材を売る

  3. 「あなたもこの商材を売って稼ぎましょう!」という流れになる

これは、「稼げる副業」ではなく「情報商材を転売するだけのビジネス」になってしまうため、長期的には成り立ちません。



③ 本当に稼げるなら、なぜ情報を売るのか?

一番冷静に考えるべきなのは、「本当にその方法で稼げるなら、なぜ情報を販売しているのか?」という点です。



もし「〇〇するだけで毎月30万円稼げる」のであれば、普通は自分だけで続けていたほうが儲かるはずです。



それをわざわざ他人に教えている時点で、「稼ぐ方法」ではなく「情報商材を売ること」が本当のビジネスモデルになっているということです。



自分が、「内容のない情報」を他人に売るという覚悟、、、というか、それを本気でやるなら、否定はしませんが、



40代としてやるには、もったいないと思います。



4. 副業初心者が意識すべきこと

これから副業を始めようと考えているなら、

・「簡単に稼げる」には裏がある
・本当に価値があるのはスキルを身につけること
・長期的に続けられる副業を選ぶこと


を意識することが大切です。本当のスキルを身につけないと、これからの時代戦っていけません。よね?



「副業で稼ぎたい」と思ったとき、まずは「非稼ぐ系」のスキルを学ぶことが一番の近道です。



非稼ぐ系って言葉も変な感じなんですが。。。笑




短期間で大金を稼ぐことを目指すのではなく、確実に収入を増やすための手段を身につけることに時間を使いたいですね。



もし、今「稼ぐ系」の情報商材を買おうか迷っているなら、もう一度立ち止まって考えてみてください。




本当に価値のあるものを選び、堅実な方法で収益を増やしていきましょう。



本日は、以上です!

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