part06黒木渚ライブ2021“死に損ないのパレード”に寄せて
2021.10.3に生ライブ、1ヶ月後11.6に凄まじい早さでエディット後の配信ライブを実施してくれた黒木渚のライブ感想文6発目。(part01 02 03 04 05)
アーカイブが購入できるのは本日11月11日の21:00まで、そして試聴期限も遂に本日23:59まで、part01で書いたけれど、会場に行った死に損ないの仲間がこの文章たちの一欠片を見て、また見てみたいなと思ってくれたら嬉しいです。
今回はセトリについて少し踏み込もうとおもう。
それは 「檸檬の棘」との訣別 について
参加・視聴した人なら当然気付いたと思う、アルバム「死に損ないのパレード」にもとづいたものだから当然中心になるのは収録楽曲だが、脇石となる曲達に前作「檸檬の棘」の収録楽曲がなかったことに。
「あたしの心臓あげる(midnight ver.)」つまりデビュー曲の新アレンジから誕生し、アンコールでまた死に至るまで、何度も何度も生死を繰り返す中で、「美しい滅びかた」も「火の鳥」も「解放区への旅」だって、今回のライブで感じとったいくつかのテーマのうちの1つ、『生と死の境目をブーラブラ』であり、生々流転のようなものに対して、これ程うってつけのサイドストーンは無いと思ったのに、ひとつもない
現にライブ会場では、それまでの流れからアーモンドのあとには、てっきり「火の鳥」であったり「解放区への旅」を聞けるかなと思い込んでいて、小気味よく裏切られた。
前ツアーで棘への整理は済んでいる。前作を引っ張らないことで、今回はより未来へ踏み出す足音が感じられた。
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「ふざけんな世界、ふざけろよ」をやっていた?
あれは新解釈の別の曲、あのタイミングで あのアレンジで1曲だけ「檸檬の棘」から披露してくれた意味こそ、「檸檬の棘」との訣別であり(一生という意味ではないことは、断る必要はないと思う)、
死に損ないのパレードと言う“冠婚葬祭(7月に行われた、『死に損ないのパレード』リリース記念、配信トークイベント&サイン会での小田氏のインタビューより)“の祭にふさわしいセットリストの組みかただったと感じました。
黒木渚は2022年に節目を迎える。来年もきっと色々なことをやってくれるのだろう。ワクワクが、いやワキワキが止まらない。
次の成長への助走として最高のパレードを魅せてくれた黒木渚に感謝です。ありがとう。
アーカイブは本日11.14(日)21:00までが購入期限、そして23:59までみられるとのこと。まだ時間はあるので、是非。
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