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小屋暮らしの身だしなみ、セルフヘアーカット
2015年3月3日
準備と後片付けが面倒くさいのでごくたまにですけれど、山の小屋に越してきてからセルフヘアーカットをはじめました。
何年間もずっと同じ美容院に通って同じ美容師さんに髪を切って頂いていましたが、引越しを機についにその習慣もなくなりました。
山の小屋に引越したら、気に入る美容院が見つかるかどうかもわからないですし、それに毎回4~5千円ほどかけて髪を切るのはもう止めたいと思ったこともあって、引越しの前にまずは千円カットのお店にも出かけてみましたが、どの店でもカットしてくれる人との相性が悪いのか、どうにも仕上がりが気に入りません。
千円カットを終えたあと、いつもの美容院に直行したこともありました。
「もしかしたら、これはお金のムダかもしれない・・・。どうせうまくいかないならばいっそ手ずから・・・」
とセルフカット用に安価なハサミとすきばさみのセットを購入しました。
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しかし自分で自分の後頭部を切るのって難しいんですねえ。
美容院で使っているようなパカパカする大きなヘアクリップを用意して、髪を区分けして少しずつハサミを入れてはいるんですけど、だんだんと挙げている腕が疲れきてしまい、そのうち「ああ、めんどくさい」となって、ジョキジョキと適当に切ってしまうことになるのです。
うっかり直線に切ってしまい厭世的になったりもします。
もっと簡単に、もっと適当に切ってもそこそこな仕上がりになるものが欲しい・・・。
そこでフェザーカスタムレザー(替え刃式)を買いました。
二つ折りのかみそりのような形状のもので、刃を替えられるので本体はずっと使えます。
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濡らした髪にシャッ、シャッと滑らせると少しずつ髪が削げていきます。
毛先がまばらに剃れていくので、軽い印象の仕上がりになります。
とても簡単かつ適当にやっても大丈夫!
ただし髪の濡らしが甘いと、相当痛い目にあいます。
頭にお湯をかぶってから始めるんですが、夏なんて右を切っているあいだに左が乾いてきてしまい、それに気づかぬまま刃を当てると涙が出てきます・・・。
そうしょっちゅう使うものでもないのに替え刃だけはお店が開くほどあるので、切ってほしいという人がいればやぶさかではないけれど、今のところ扉をたたく人はいないので地味に腕をみがく日々なのです。
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(※替え刃が山ほどあるので使いきれるのか心配でしたが、意外に早く刃の切れ味が悪くなってしまうので、贅沢に替えて使っています。しかし、一向に腕はあがりません)