ストーブの見本市|ロケットストーブ、ウッドガスストーブ(TLUDストーブ)、アルコールストーブなど
2015/03/27
これまでに、薪ストーブや風呂窯といった、裸火を扱う道具を紹介しましたが、今回はそれ以外の仲間たちを紹介します。
作ってみたかった、使ってみたかったという気持ちがばかりが先行し、今では殆ど使わなくなったものもありますが、それぞれ個性があって興味深く、勉強になりました。
これからの季節、活躍するポテンシャルを秘めたストーブたちですので、気になった方は作ってみると楽しめるかもしれませんよ。
詳しい作り方はWEB上に溢れていますので、作りたい方は気に入ったサイトのものを参考にして下さい。
今回は、こんなのがあるよ!といった紹介までに止めておきます。
1.ロケットストーブ
知名度から火力、燃費に至るまで、恐らくトップレベルなのではないでしょうか?
弱点があるとすれば、持ち運びが大変なところ(砂を使うと結構重たいです。写真のロケットストーブは10kg以上あるような気がします)と、調理器具が煤で真っ黒けになるところです。それだけで敬遠する人も多いでしょう。
僕はロケットストーブ用の鍋と薬缶を用意しました。
蓋を閉めたかったので、ステンレス煙突を短くカットしました。断熱された煙突が長ければそれだけ吸い込み効果が期待出来ます。
断熱には砂でも十分だと思いますが、持ち運びを考えたら軽量なバーミキュライトもお勧めです。
効率を考えると、この様に風防を付けると良いです。吸い込み効果も期待出来ます。また、底に網を貼れば炭熾しに重宝します。
2.ウッドガスストーブ(TLUDストーブ)
これは二次燃焼の勉強にとても役立ちました。お子さまの自由研究にもお勧めです。
炉内に乾燥した枝を隙間なく差し込み、上で松ぼっくりでも燃やせば火が下に吸い込まれていくのです。燃やしていてとても面白いです。
火が完全に回ってから薬缶などを乗せれば煤もそれ程はつきません。
また、持ち運びが楽なので、キャンプなどのお供に最高なのではないでしょうか?
弱点は燃料の継ぎ足しが面倒な点です。
お湯を沸かすだけとか、炭を熾すだけなどと、使いきりにするのが良いかもしれませんね。
3.アルコールストーブ
上記2つは屋外使用に限られますが、このアルコールストーブは、指定のアルコールを使うことで、室内で十分使うことが出来ます。
青い火はとても雰囲気が良いです。
使い終わったら蓋を被せて空気を遮断すれば火が消えるので、燃料を無駄にすることがありません。
穴の大きさでどれほど火力が変わるか実験していたので、手前の一カ所だけ小さい穴が開いています。
試しに灯油も使ってみましたが、黒い煤が出てしまいました。室内での使用はNGですね。
4.七輪
珪藻土の七輪を持っていましたが、直ぐに割れてしまいました。外で保管していたのが原因かもしれません。試しにペール缶で作ってみたら十分使えたので、再度七輪を買わずに済みました。
風が強い日は、一段下で使うことも出来ます。
この七輪の気に入っている点は、使い終わったら蓋を閉めることが出来る点です。
蓋を閉めれば火が消えて消し炭となるので、次回また使えます。経済的ですね。
そのため、七輪には必ず開いている空気の取り入れ口をこの缶には開けていません。
隙間なく開け閉めが出来れば、空気の取り入れ口を設置したいとも思うのですが、今のところ、このままで上手く使えているので様子見です。
5.おまけ
アウトドア用の使いかけガスが沢山あるので、本当はこちらから使いたいのですが、どうしても面白い方を使ってしまうのです。
おしまい