[セルフビルドの小屋暮らし][入植14日目] - やっぱり窓を作ろう|タイニーハウスの作り方
2013_10
前回までの振り返り
猫を飼うまで持っていた夢を友人が叶えたことで少し感傷的になったりもしたけれど、小屋暮らしに可能性を見い出すことで鬱々とした気持ちは払拭。
玄関とお勝手口を制作し、更に家っぽくなりました!
本日の作業
1.南向きの窓を作る
一ヶ月余りで小屋を建て、猫と一緒に引っ越しをすると決めた時は、時間短縮のために窓は住んでから作ると決めていました。
しかし、昼間小屋の中で作業をしていると、どうも外より寒いことに気がつきました。
これは恐らく太陽の光が差し込まないからだと思います。
やっぱり窓作ろうか…?
先ずは日の光が一番差し込むであろう、南向きの窓を作ることにしました。
1.南向きの窓を作る
窓を乗せる為の横板を、既存の壁枠に付け足しました。外壁(12mm合板)にインパクトドライバーで穴を複数個空けたら、細いノコギリを突き刺し、地道に切り進めていきました。
腕の筋肉がパンパンになり、何度も何度も休みながらの作業となりました。
壁を張ってしまう前であればどんなに楽であっただろうか...。
切断面をヤスリがけしたら、いよいよ窓の制作に取りかかります。
窓にはガラスを入れたかったのですが、ホームセンターを探しても見当たらなかったし、どこかで見つけたとしても恐らく高いと思ったので、店内のポップで、「丈夫で長持ち、寒暖差にも強い」と謳うポリカーボネイトという透明素材で妥協をしました。
目線の高さの窓だったので、磨(す)りガラスのように使えそうな、この中空ポリカというものにしました。
[イラスト図解]
角材4本を四角く組み上げ、溝を掘ってポリカを差し込む形を考えていましたが、彫刻刀やノコギリで溝を掘ることが難しくて断念しました。
結局、薄い板にポリカを挟み込む様にして制作しました。
時間が出来たら違う方法を模索してみたいと思っています。
この日は他にもやりたい作業が詰まっていたのですが、窓の作成は思った以上に時間が掛かってしまったので、本日はここまでとなりました。
上段の猫が覗いている開口部は、合板サイズの透明ポリカを外壁の代わりに貼っただけのものです。
当初は、適当な木の枝をつっかえ棒として使っていました。
一旦帰って猫の世話をしたら、また直ぐに戻って来ます。
つづくー。
2.過去を振り返ってみて
1.窓の作成は最初から予定に入れるべきでした。現地入りした後、日の差し込む場所を見極めたら、直ぐに設計図に開口部のサイズを書き足すべきだったと思っています。
2.角材に溝を掘って窓材を通したかったのですが、彫刻刀やノコギリでは思うように出来ませんでした。丸ノコで何度か往復して、ノミで綺麗に溝を落とすとか、トリマーという電動工具があれば、もっと楽に出来ると思います。
※トリマーのイメージ
日立電動工具 トリマ M6 日立電動工具 トリマ M6
僕はこれと同じものを中古で手に入れました。
ガイドが無い状態で使うのは非常に難しいので、トリマー台というものに取り付けて使っています。