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[DIY][ 2/2 ]食器棚は必需品だろうか?

2015/04/19

前回の続きです。

前回のおさらい

「コンセプトは合板2枚で作る食器棚」は、収納力抜群だったのにも関わらず、見た目が気に入らないという理由で早々に解体されました。

つまり、実用性のみならず、ある程度の見た目の良さも要求された食器棚を作らなくてはなりません。
これは使い勝手やコストよりも、精神衛生上の問題に目を向けた結果だといえます。

僕の小屋暮らしにも「ゆとり」が芽生えて来たということかもしれません。

1.コンセプトは「スッキリとした邪魔にならない食器棚」

前回のようにグラグラと安定しない食器棚は論外ですが、コーススレッド剥き出しの無骨な作りだとまた、見た目が気に入らずに解体されることになりかねません。

そこで、今回の食器棚作成のポイントは「ダボ」を使った接合となります。

「ダボ」とは、木材同士をつなぎ合わせる際に使用する木製の棒のことです。接合したい建材同士に「ダボ」を差し込める穴を開け、木工用ボンドを使い接合する技工です。

詳しくはwikiをどうぞ

上記のような考えで作ってみました。

作成手順
1.任意の大きさに板を切る
2.ヤスリがけ
3.塗装(納得がいくまで複数回)
4.ダボに合わせた穴を開ける(穴あけはインパクトドライバーで開けますが、その際、ダボの経より若干小さめの穴をあけると良さそうです。)
5.木工用ボンドを接合面と、ダボの穴にも流し込み、接合(圧着させるため、なにか重たい物を乗せておくと良いです。)
※後で知ったのですが、ハタガネという便利な工具があるようですね。とても欲しいです。
※2016.06追記:これからの記事で登場しますが、ハタガネは何本か入手しました。確かに便利です。

完成?

荒削りですが、シンプルな仕上がりにはなりました。

…が、シンプル過ぎたようで、若干収納力に問題がありました。

2.急遽、もう一段、棚受けを付け足す事に

食器棚は完全に接着されているので、もうダボを使った接合は難しそうです。
仕方がないので「棚受け」を使った簡単な作り方で、もう一段は作成しました。

今度こそ完成!!

3.最後に

板一枚を付け足したとはいえ、以前の食器棚に比べると、今回の食器棚は収納力の面で大分劣ります。

その為、入りきらなかったタッパー類やストッカーは、カウンターの中や、シンクの下にそれぞれ分けて収納しました。

※2016.06追記:現在、この食器棚は普通の棚として、別の場所で使っています。ひょんなことからガラス付きの食器棚を手に入れたので、これを使うことになりました。やはり既成品にはまだまだ敵いません。当然ですけれど…


おしまい。

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