葉物の野菜を冷蔵庫なしで保存する方法と、しなびた野菜を復活させる法
2015年5月27日
葉物野菜をいちどきに大量に頂くことが何度もあって、その日のうちに食べきれないものを置いておくと、5月末の陽気では1日も経たずに葉先が萎びてしまいます。
そのたびにあわててボウルに水を張り、その中へ軸を挿しておくのですが、どうやらそれは間違っているらしいことに気がつきました。
といいますのも、4月にほうれん草を沢山頂いたときに、お裾分けをしようと新聞にくるんで保管していたところ、そのうちにぐったりとしてしまい、その時には水に浸けるなんて頭は無かったので
「済みません置いといたらちょっと元気がなくなっちゃったんですけど、もし良かったら召し上がってください」
などと言い訳をしながら渡したのですが、その人はそのしなしなのほうれん草を直ぐに水に浸けたのだそうです(※)。
「しばらくしたらピンピンになったよ」
というのを聞いて「なるほど、そうだったのか!」と我が家のほうれん草たちも水浴びさせたところ症状が悪化・・・。
クタクタのしなしな。
(※)後に確認したところ、水ではなく「お湯」につけたのだそうです。
熱いかな?くらいのお湯に数分間つけておくとシャキっとするとのことです。
さらに先日のこと、ニホンミツバチの養蜂家のKさんに葉物野菜の詰め合わせを頂いたので、ビニール詰めになっているものを開け、タライに水を張り「水よく飲め」などと浸しておいたところ、頂いたのが早朝で、その時にはシャキッとしていた葉たちだったのに、昼前には見るも無惨な姿に。
前々からおかしいとは思っていたけれど、いよいよおかしい。
ひょっとして水につけてはいけないのでは・・・?
葉物たちを水から揚げて、よく湿らせた新聞にくるみ、そのままビニール袋に入れて様子見します。
そして翌日ビニールを開けてみたところ、葉先までみずみずしい元気な姿に!
これは保存3日目の店物の水菜と小松菜です。
まだまだいけそうです!
この保管方法は嬉しい発見だったのでした。
(一般的な方法なのかもしれませんが・・・)
ところで何でこの方法を試したのかといいますと、よく行くスーパーの野菜売り場に札が貼ってありまして。
曰く「葉物を長持ちさせるには、葉先を乾燥させない事です。」
「濡らした新聞紙に包んでからビニールに入れ、冷蔵庫で保管します」
それまで気にも留めていなかったこの札を唐突に思い出したのでした。
冷蔵庫に入れなくても十分機能するようです。
※しなびた葉物野菜を甦らせる方法として、こんなものをみつけました。
1、500mlの水に、お酢と砂糖を各大さじ1ずつ入れます。
2、葉物野菜を、1の溶液に10分~20分くらい浸します。