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モロッコヨーグルを大量に食べたい!

2015年11月5日

改良版レシピができました
「もっとホンモノに近いモロッコヨーグルがたべたい!」(リンクは後日)

スーパーの見切り品コーナーでショートニングを見つけました。

ショートニングといえばかねてからやってみたかった夢のレシピがあったので買って帰ってきました。

やってみたかった夢のレシピ。

これです。

モロッコヨーグルを大量に作りたい!

モロッコヨーグル

ヨーグルトではなくてヨーグルです。

使われている材料は

植物油脂
砂糖
ブドウ糖
酸味料
甘味料(ステビア)
調味料(アミノ酸)
食塩
香料(オレンジオイル)

(モロッコヨーグルのフタより)

そんなわけで、材料を集めました。

・ショートニング
・砂糖
・クエン酸
・ラムエッセンス


ショートニング
ラムエッセンス

ショートニングと砂糖は同量、クエン酸は適当にスプーン2杯くらい、ラムエッセンスは香りが付けばオッケーなので数振りです。

今回のショートニングは220g入りだったので砂糖も220gです。

砂糖220グラム

上白糖を使いました。

なかなかの量です。

そこへショートニングを絞っていきます。

意外と固いショートニング

砂糖とショートニングを混ぜていきます。

これは本当に大変でした。

ショートニングがヘラに張り付いて落ちない

2本目のヘラを持ち出してきて、ヘラに張り付いたショートニングを削ぎながら混ぜようとしたけれど、どちらにもショートニングが絡んで身動きが取れなくなるのです。

それでもモタモタとやっていたらどうにかまとまってきたので、クエン酸とラムエッセンスを投入し、さらに混ぜていきます。

こんなときにブレンダーがあればいいなあと思いますが、今回に限っては片付けが大変そうなのでヘラが正解な気もします。

さあ、試食!

出来上がったモロッコヨーグル

このスプーンはモロッコヨーグルの類似品に付属していたものです。

むっ、砂糖がシャリシャリしている・・・けれど酸味が効いて、ほんのり柑橘の風味がして・・・

これは割と本気のモロッコヨーグルなのでは?

ただし後味というか、ショートニングの脂っぽさが口に残ります。

この辺は機械でグルグル混ぜることができたら改善するのでしょうか。

それからオレンジオイルのかわりにラムエッセンスってどうなのよ、と思っていましたが全く気になりませんでした。
(何でラムなのかといえば、家にあったからです。)

モロッコヨーグルは指先に乗るほどの小さな容器で販売されていますが、以前下北沢の駄菓子屋さんで手のひらサイズのものを見かけたことがあります。250円くらいだったと思います。

迷いましたが、駄菓子にしては高額だったため結局買わなかったのですが、思えばあの時から巨大モロッコヨーグルへの憧れがあったのだと思います。

生クリームのようにバフバフ食べたい。

夏が始まる前、箱買いモロッコヨーグルと、その類似品のメルヘンフルーツを頂いたことがあって、初日は浮かれて20個近く食べました。

その夜お腹が痛くなり、次第に肌荒れも酷くなり「あれは恐ろしい食べ物だ」とそのときに気付いたのです。

しかも「大量に食べたい」という夢も叶ったはずだったのですが、一度自作してみたかったんだと思います。

本当にこんな材料で作れるのか、あのモロッコヨーグルを?と。

そしてじゃりじゃりしているけれど近いものができました。

そういえばショートニングって脂なんだし、完成品を一度溶かしてみたら砂糖も溶けてじゃりじゃり感が無くなるんじゃないのかな?と思いつき、試してみました。

ストーブの上で溶かしているところ

ストーブの上で溶かしてみます。
しかしショートニングは溶けたけれど、砂糖がどうも溶けません。

スプーンで混ぜても溶けていく様子がありません。

砂糖の粒が光っている

砂糖って脂には溶けにくいのか、それとも飽和なのか?

若干焦げてきたので、あきらめて火から下ろして冷まします。

数十分後。

火からおろしたモロッコヨーグル

明らかに別物になってしまった・・・

透明感のある、砂糖が固まったものという感じです。

試食してみます。

うーん、これは柔らかい金平糖ですね。
もしくはバターサンドで有名な六花亭の砂糖菓子「六花のつゆ」の殻のよう。

これはこれでいけます。

それから「ショートニングなんてトランス脂肪酸高含有食品というか、そもそも食品なのかそれは」と思っておられる方もいらっしゃると思います。

トランス脂肪酸を含まないショートニングというのも売られていますので、それならば多少はマシなのかも知れません。
何がマシなのかは分かりませんが・・・。

自分はこれから「脂と砂糖を混ぜたもの」を大量に食べようとしている身ではありますが、さすがにその辺気になります。
これでもうやめよう・・・

余談ですが、モロッコヨーグルはクリーミーで優しいホイップ脂という感じですが、類似品のメルヘンフルーツはラムネ菓子のような酸味の強い柑橘系の味で、モロッコヨーグルに比べてエアー含有が多く、しかし内容量が少なめな印象です。

モロッコヨーグルの付属スプーンが木製ならばメルヘンフルーツはプラスチック製というところにも、それぞれの特徴が表れている気もします。

大量に食べるうちに、好みが
メルヘンフルーツ > モロッコヨーグル
となって、メルヘンフルーツを3つ食べたらモロッコヨーグルを1つくらいが丁度良い具合だったのですが、最終的には「やっぱモロッコヨーグルでしょ」となりました。

しかし1種類だけを大量に食べるならメルヘンフルーツがオススメです。

どっちが元祖かわかりませんが。

おわり。

/// 追記 ///

手作りモロッコヨーグルの決め手は、いかにホイップできるかだと思いました。
片付けが面倒だとか言わずに、機械でグルグル混ぜてフワフワに仕上げることが出来れば、かなりホンモノに近いものが出来る気がします。

我が家には機械も電気もないので試せなくて少し残念です。


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