陽だまりの湯、太陽光で行水用の水を温める
2015年5月13日
雨続きだった2015年の4月。
その合間、晴れた日を逃さぬよう、急いで洗濯をしました。
電気のない生活をしていますので、必然的に洗濯は手洗いです。
肌寒いくらいの日々だったのに、太陽が出ると一転、陽を背に作業をしていると首筋がじりじりと痛くなる程の日差しです。
ロケストで鍋一杯の湯を沸かして洗濯しよう、と思ったのに、ひさびさのロケストは吸い込みが上手いこと行かず、なかなか水温が上がりません。
もう、待っているのも面倒くさいので、少しだけ温かくなった湯で洗濯することにしました。
汚れが落ちやすいよう、洗濯物はしばらく、セスキ炭酸ソーダ水(重曹)に漬け置きをしています。
1時間後。
洗濯物をもみ洗いすべくバケツに手を入れますと・・・あ、あつい?
ぬるま湯といっても、どちらかと云えば水に近かったのに、強烈な日差しのおかげで、もう熱いくらいになっています。
去年の夏、ペットボトルに黒のテープを巻いたものを幾つも用意し、それらを水で満たして日向に置いて湯にするということをたまにやっていましたが、別に黒い容器じゃなくても十分熱くなるんだな、と、今日さっそく20リットルの水タンクを朝から日向に置いてみました。
太陽が動いてタンクが影に入ると日向に移動させるなど、甲斐甲斐しく世話をすること6時間程でしょうか。
日向湯とロケスト湯(今日は調子が良かったので熱くなった)を持っていざお風呂場へ。
ロケスト湯はもちろんあつあつ。
さて日向湯は?というと、水をいきなり身体に掛けたときのあのヒヤっと竦む冷たさはなくて、ほんのりあったかい・・・
でも温かいのは肌に触れた一瞬だけ、ぬれた皮膚はメントールを塗ったかのようにすぐに冷えてしまうのでした。
真夏の真昼間であったなら気持ち良かったかもしれません・・・。
(黒く塗ったタンクでしたら、もうすこし温度が上がったのかも?
もしくは、透明のガラスのようなもので囲ったらいいのかも。日向に停めた車内が暑くなるのと同じように。)
※2016年6月追記
5月の陽気になりますと、薪風呂もかんたんに沸かせることを発見して、最近ではもっぱら薪風呂を入れています。
冬場に消費する薪の半分以下で、十分温かくなります。
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