[セルフビルドの小屋暮らし]コンクリートの床|隙間だらけの床にコンクリを|タイニーハウスの作り方
2015_03
前回の更新で、床面積の半分(合板6枚分※下画像の青部分)は合い決り(あいじゃくり)加工をした板で塞ぐことが出来ましたが、今回は合板4枚分のスペースにコンクリートを流し込みます。
なぜコンクリート土間なのか?
・玄関のある場所であり、薪ストーブを設置している場所でもあるので、どうしても汚れやすくなります。また、万が一飛び出した火の粉などで火事を起こさない為にも、コンクリートを流し込んだ床を考えました。
・フローリングの上を歩くサンダルでも履き替えることなく行き来出来る点で、土間ではなく、コンクリートの床を選択しました。
新しく張ったフローリングの床と既存の床の差は50mmです。
段差は残したいので、20~30mmの厚みで施工を考えました。
※あまりに厚みがないとひび割れすると言われましたが、まぁやってみました。
アスファルトフェルトを敷く
屋根に使ったアスファルトフェルトが使われることなく残っていましたが、ここで生きました。
隙間だらけの床なので、コンクリが流れ出ない為の対策です。
意味があるか分かりませんでしたが、コンクリに伸縮性を持たせるため、また、邪魔だったのでラス網を並べ、タッカーで止めてみました。
※ラス網とはモルタル下地として使用される金網のことです。壁にモルタルを塗った時に買ったものが余っていて困っていたのです。
猫がコンクリートに足あとを付けてしまわない為に、冬、天井に張っていた透明のシートで、侵入されないように養生をしました。
コンクリートを作ろう!
ホームセンターでセメントと砂と砂利を買いました。
分量はセメントの裏に書いてあるのでその通りに作りました。
※何を何袋買ったかについては、ブログを再開する前のことなので忘れてしまいました…
因みにセメントと砂だけで混ぜるとモルタルになります。
規定の分量を一輪車の中に入れ、捏ねました。
コンクリートを流し込む
一輪車のまま家の中に上がり込み、ドバァっと流し込みます。
捏ねる作業は、少し根気が必要ですが、丁寧に十分混ぜ合わせましょう。
と、ここでトラブル発生
大きすぎる砂利がコンクリートの表面に飛び出しています…
仕方ないので手作業で砂利を取り除いていきます。
この時点で水平の出た滑らかな仕上がりは諦めました…
今更後には引けないのです。
板で平らに均すことしか出来ず、仕上がりは綺麗ではありません。
また、内壁には染みが出来てしまいました。丁寧に養生をすれば良かったです。
乾燥には2日程度掛かりました。
作業を終えて
ブログを再開するとは思っていなかったし、何より出来が悪かったので、写真は上の二枚しかありません。
代わりに半年以上経った現在の床を公開します。
見た目は悪いですが、ヒビ割れもないし、最初に思った使い方が出来ているので概ね満足しています。
また、コンクリートの表面は、ヤスリのようなザラザラとした仕上がりでしたが、歩いているうちに表面が丸くなりました。
汚れが目立つようなら、塗装を考えます。