【画家・絵本作家の声】まるやまあやこさんインタビュー~「森にあつまれ“鳥の絵本”原画展」によせて
こんにちは、森のおうちの米山です。
先日、「【画家・絵本作家の声】鈴木まもるさんインタビュー~「森にあつまれ“鳥の絵本”原画展」によせて」
で、ご紹介しました開催中の企画展「森にあつまれ“鳥の絵本”原画展」もあとわずかとなって参りました。
7月3日(月)までになりますので、ぜひ足をお運びください!
ということで、今回は、同企画展で原画を展示している絵本
『ことりのデパート』(苅田澄子/文、まるやまあやこ/絵、世界文化社刊)についてご紹介いたします。
まるやまあやこさんについて
まるやまあやこさんにつきましては、以前の企画展の時にもご紹介させていただきました。子どものちょっとしたしぐさや表情などを描きとることがみごとな絵本作家さんです。
前回2023年冬の展示にて、当館のnoteに寄せてくださった時の投稿も、ぜひ、ご覧ください⇓。より、今回の展示も深くご覧いただけると思います。
【画家・絵本作家の声】まるやまあやこさんインタビュー~森からはじまる『たんぽぽのふね』絵本原画展によせて
絵本『ことりのデパート』について
この絵本が初めて発刊されたのは、2021年、世界文化社さんの月間絵本「おはなしワンダー」8月号としてでした。
ストーリーは、風に飛ばされたむぎわら帽子を探しにいった主人公の女の子まいちゃんが、ことりのデパートに迷い込むというファンタジー。
1階はウグイスのおしゃれフロア、2階はヤマガラのおめかしフロア、3階はフクロウの本屋さん……。
さて、まいちゃんはむぎわら帽子を見つけることができたのでしょうか?
ファンタジーですが、描かれている小鳥たちにはリアル感があります。
そして、おしゃれフロアでは、メジロが白いアイシャドウでお化粧していたり、本屋さんのシーンでは、ツバメが『幸福な王子』を読んで泣いていたり……と、小鳥たちそれぞれの個性を活かした描写が楽しめます。
月刊絵本でのスタートでしたが、翌年2022年4月、ハードカバーとなって書店に並びはじめました。
ハードカバーになったことで、より多くの方に手にとって楽しんでいただけるようになり、うれしいことです!
原画展によせてのメッセージ
今回のインタビューでは、絵本原画の展示にあたって、まるやまさんに『ことりのデパート』の創作や原画展について伺いました。
まるやまさんが、時間の流れも感じるお話をしてくださっているので、今回は、まとめています。
(以下、文/まるやまあやこ)
展示室では、絵本ができあがるまでの、スケッチや下絵、構成表などの資料もご覧いただけます。
コラボレーション作品
前回のまるやまあやこさんインタビューの投稿でもご紹介した通り、まるやまさんのご主人様は、 アクセサリー作りをされている方です。
前回の展示がはじまってから、当館ショップでもおいている、当館ショップでも自然から着想された手作りアクセサリーに、『ことりのデパート』にあわせた作品が加わりました!
絵本と共に手に入れることができたら、テンションのあがるすてきな1品です。
その他に、まるやまさんの作品のポスター、ポストカードもショップにおいております。
どうぞ、こちらもご注目ください。
「森にあつまれ“鳥の絵本”原画展」情報
森よ!VOl.2●2023年4月14日(金)~7月3日(月)
森にあつまれ「鳥の絵本」原画展
<展示作品>
『ツバメのたび』 鈴木まもる/作・絵(偕成社)
『鳥の巣ものがたり』 鈴木まもる/作・絵(偕成社)
『よだかの星』 宮沢賢治/作、伊勢英子/絵 (講談社)
『ことりのデパート』苅田澄子/文、まるやまあやこ/絵(世界文化社)
以上、原画全点
タブロー「よだかの星」 伊勢英子/絵
鈴木まもるタブロー作品
鳥の巣(実物)
絵本美術館&コテージ 森のおうち
開館時間●9:30~17:00※12月~2月16:30閉館(最終入館は閉館30分前まで)
休館日●木曜日※2月のみ水・木曜日(祝日振り替え、変更日あり・当館HPカレンダー参照)
入館料●大人800円 小・中学生500円 3歳以上250円 3歳未満無料
〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明2215-9
TEL0263-83-5670
FAX0263-83-5885