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島日記 冬支度
小春日和といえば縁側で日向ぼっこをしているイメージだ。
インディアンサマーというと、秋の終わり頃の穏やかで暖かい日に、冬のためせっせと働く様子を思い浮かべる。
日中は日差しが強くまだまだ冬は遠くにいるようだが、向かってきたら猛スピードでやってくる。
あわててこたつを出したり、ストーブの準備を始めるが、今年は家を留守にしていたので、掃除と一緒に冬支度もすませてしまった。
洗濯日和でもある。
古くて粗末な住居だから、居心地がいいようにじぶんなりの工夫をして住んでいる。
布をふんだんに使っているので、春から夏と秋冬用に取り替える。
薄地の白や青から藍色系に変えている。
隠すための処置だが、とても落ち着く。
変化好きの私としては気分一新の行事である。
現代では、空調の掃除か衣服の入れ替え程度で終わるような、衣替えや冬支度だろうが、昭和の頃は家の雰囲気が一変するほどだった。
学校から帰ると、襖や障子が取り払われ、掘り炬燵も畳に代わり、薄いカーテンが揺れたりして妙に清々しさを感じたものだ。
「こたつはまだ出さんと?」
今より寒かった晩秋に言った声が聞こえてきた。
その実家はもうない。
沖縄料理店になっていた。
町並み保存地区なので表はそのままだったが、店に入る勇気はなかった。
奥さんが地元の人らしいので、また、新たな生活が生まれ、子供はそこが実家になるだろう。
「仮の住処」という記事を書いている。
よろしかったら読んでください。
写真を撮りに近くまで。
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今日も読んでくださってありがとうございます。