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島日記 雨の日の出勤
昨夜は雷が鳴り、今朝も激しい雨。
2時間余りの掃除のためこの雨の中を出かけるのは億劫だ。
このまま本を読んだり、映画を見たりして過ごしたいと思う。
ウグイスのさえずりと雨音を聴きながら。
それでも行かねばならないので、メリットをあげて奮いたたせる。
まず、農作業に来るおばさんたちのように、「ばんのおかずが買えるから」
そうだ、食費のたしになると思おう。
きれいになった部屋を眺めると、爽快感と達成感を味わえる。
雨に濡れたらお風呂を二倍愉しめる。
その後のビールは格別。
人手不足の折感謝される。
たまには会話も必要。
雨の山も見られるし、メリットはいくらでも作れる。
雨の日は原付の運転に注意が必要だ。
「あやまちはやすき所になりて必ず仕る(つかまつる)事に候」
と兼好法師が言っているが、まさにその通り。
民宿は一速で登らないとといけない急勾配にあるので、最後まで息を抜けない。
だが家に帰りつく頃が危ない。
やっと到着と安心した時に注意が必要になるのだ。
ミカンの作業でも、木に登ったり、脚立に立ったりするが、落ちて怪我をするのは4時半過ぎである。
気の緩みはあやまちを起こす。
行きがけは、山や海も見えず、対向車や追い越し車からバシャバシャと水を浴びせられ、水溜りを走ると水しぶきを浴びた。
その上、お風呂掃除ではうっかり頭からシャワーをかぶってしまう。
みずみずしく、ジューシーな身体になるのならいいのだが、冷えただけだ。
帰りは雨が上がり、一本道の西の空が薄明るい。
西方浄土に向かって走っているような心持ちになり、あわてて否定する。
いくら浄土でもまだ早すぎる。
余計な空想もせず、運転する時は気を引き締め仕る事に候。
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今日もお付き合いくださってありがとうございます。