島日記 自然の造形
自然にあるものの形はなんと美しいのだろう。
花や虫のつくり、雲や雨のしずく、朝日や夕日、石や木の肌、年輪や綿毛。
世界の不思議な造形の写真を見なくても、少し立ち止まればそこら中に見えてくる。
何気なく撮った写真でも何かが入り込みさらにきれいだと思うこともある。
いつも見ている部屋の植物に日の光が差しただけで、もうそれは違うけしきになる。
葉は透きとおる、茎の曲線が虹に見え、うっすら埃も霧のように変わる。
雨の上がりに外に出ると、そこはまた別世界。
ワンダーランドだ。
乾いていない雨粒が葉っぱの種類によって様々な様相を見せる。
もうつるんとしている葉もあれば、風や太陽に助けられないといつまでも乾かない葉もある。
蜘蛛の巣や綿毛の繊細な造形美にも目を見張る。
レース編みを考えた人は蜘蛛の巣からヒントをもらったのに違いない。
人による造形もみな自然の中の形から考えた形ではあるまいか。
昨日の写真讃歌から続いて同じようなことを思っている。
今朝の花たち。
造形の不思議。
今日は庭の手入れをしようと決めていたが、どうもやる気が起こらない。
そういう時はダラダラ過ごそう。
自分に甘いことは身体にもよさそうだ。
今日もお付き合いくださってありがとうございます。
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