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少年の君

「少年の君」中国映画を観た。
いじめ、格差、受験を扱った社会派映画だが、反面、母子家庭の優等生の女の子と、ストリートチルドレンでチンピラの男の子との純愛物語だ。
息もつかずに観入ってしまった。
悲惨なテーマなのに、少年少女役の演技に引き込まれ、ラストの一場面でほっとし、救われた。
タイトルもなかなかいい、原題は「少年的你」という。

ただ愉しめるドラマと違い、映画は考えさせられるので、覚悟して観なければならない。
録画した映画はたまりっぱなし、結局消してしまうはめになる。
だが一期一会というか、何かに惹かれて観る映画がある。
今回も乾いた日常に、ぽつんと潤いを与えてくれた秀作だった。

ここ数日、まだ身体が慣れていないせいもあるが、うだるような暑さで庭に出るのがおっくうだ。
ちょっと出れば蚊や、蟻やわからない虫に刺されてかゆい。
蚊に好かれるのが恨めしい。
そんな中でも咲いている花はな。

ゼフィランサス クリーム

球根を植えているのを忘れていた。
触れなば落ちんという風情の色。
今ごろ咲くのかしら。

アンゲロニア 白
アンゲロニア 紫

夏の庭を彩ってくれる花。
暑さに強いのに涼しげな花。

サルビアコクネシア
ランタナ 黄
ペンタス ピンク
ルコウソウ 白
ルコウソウ 赤

今年はルコウソウの開花が早すぎるようだ。
ツルを伸ばして夏から秋ごろにたくさんの花をつけるが、ツルも伸びていないのに花をつけている。
レースのような葉の中に星形の花、リースにするのにもってこいだ。

縷紅草と書く。
「縷」という字は、ぼろの他に糸のように長いものという意味もある。
「縷々綿々」という熟語は、話が長くてくどいさまをいう。
植物の名前の語源や、由来を調べるのは興味深い。

あまりの暑さに身体がついていかず、睡眠不足のせいもあり、体調がイマイチだ。
体力をつけねばと、冷凍していたイワシの一夜干しを、醤油漬け青ウメで煮魚にした。
大根おろしをたっぷりそえて食べよう。

イワシの旬は普通秋だが、九州では今ごろからが旬になる。
本当は柳川ふうの、うなぎのせいろ蒸しが食べたいところだが、望むべくもない。

夕方の空の色 雷が鳴っている

今日は40度を越えるところもあったそうだ。
もう梅雨も明けるだろう。
しっかり睡眠をとり、体調を整えねば。


今日も読んでくださってありがとうございます。
皆さまも暑さ対策なさってくださいませ。


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