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島日記 肌寒い朝に

朝の気温が二十度になった。
急な冷え込みで身体がついていかない。

さあ一日が始まると期待に満ちた朝もあるが、ああまた一日が、と沈む気持ちを抑えきれない日もある。
特別気掛かりなことはないのに、曇りガラスのようにもやっている。
突き詰めれば原因があると思うが、その気力もない。

濃いコーヒーを飲んで切り替えようとしても、覆われた膜を取り除けない。
早朝をnoteを書く時間にしているが、このままでは陰鬱な文章を連ねそうだ。

何か愉快なことを思い浮かべてみる。
何も浮かばない。
こういう時はnoteの街を散歩しよう。
島には街がないから、都会の画像を見るのは気分転換になるのだ。

多くの人のnoteを読みすぎると、混乱してしまうので、フォローをなるべくしないようにしている。
タイムラインにたくさん並んでいると、読まなければと焦ってしまう。
気が向いた時に訪問して、じっくり読ませてもらうのがいい。

今日はボウさんの「牧野富太郎記念庭園」を見せてもらった。
らんまんは観ていないが人となりは本で読んでいる。
最後の書斎のなんと狭いことだろう。

それからCHA-TOMOさんの「自分の歳に母を重ねて思うも」を読ませてもらい、自分のその頃を思い出して、少し気が紛れた。
親元を離れた時の開放感と心細さの初々しい時代が懐かしい。

仕事の日は通勤路を走るだけで、憂鬱も飛んでいく。
いまだに旅気分を味わえるのは幸いである。
ピンクのニット帽を被り、サンダルからシューズに衣がえして出かけよう。
秋の風を迎え入れるために。

橋の上から夕日
海と空の間
虫食いのないきれいなノブドウを見つけた
ホテイアオイがあれあれこんなに
今頃ヨメナが
草花と思えない可憐さ
元気になるオレンジ色 ハイビスカス
今日の野菜
トウガンは食べきれないのだろう
よくいただく
左はマコモ(真菰)ダケ
タケノコを柔らかくしたような味
ヤングコーンにも似ている
マコモ
皮をむくと白いマコモダケが
旬の短い食材だ


今日も訪問くださってありがとうございます。

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