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七月文月七夕月
連日身にこたえるような暑さが続いているが、明け方はなんともいえない涼しさだ。
朝露にぬれた植物は生き生きとして、見ているだけで元気になれる。
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しかし、月予報では台風3号が発生し、次の熱帯性低気圧も発生しているようだ。
この時期から、台風、熱低のことばに怖れおののく。
今週末から雨の予報が出ている。
台風はトラウマなので、予報に一喜一憂する季節の到来だ。
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さて今日から七月、後半戦に突入だ。
旧暦では文月という。
稲の穂がふくらむ頃という「穂含月」からきたらしいが、例によって諸説ある。
七夕月といわれるのはわかりやすい。
織女牽牛の伝説は、中国の漢の時代「文選」が初出とされている。
日本には、奈良時代に伝わり、「棚機津女」たなばたつめ伝説と合わさり生まれたといわれる。
鹿児島でも福岡でも七夕祭りは八月七日にする。
小学生の頃は、早朝に起こされて里芋の葉っぱにたまった露を取りに行った。
その露で墨をすった。
あれは何だったのだろう、七夕用の巻物になった紙に字を書く。
低学年の頃は父が手をとって書いてくれた。
天井から壁に垂らしても、まだ余っていたのでよほど長い巻物にだったのだろう。
七夕、織姫彦星以外に何を書いたか覚えていない。
七夕は書道の上達を願う意味もあったのだろう。
お月見のようにひな壇をつくり、お供えをし、ササ竹に飾り物をつけ、その横に天井から垂らすのだ。
各家庭でやっていた。
その日の夜は同じような飾りをした当番の家で、子供会の七夕祭りがある。
歌うのが嫌でできれば行きたくなかった。
警察のおじさんが手品をしてくれた記憶がある。
クリスマス会と子供会の二大行事だったようだ。
夏休みには海水浴行きもあった。
昭和三十年代は、子供も大人も生き生きしてたなあ。
島での行事はよく知らない。
私の住んでいる集落は、橋の両側に飾りをつけたササ竹を並べる。
竹の多い集落なので始まったのだろう。
今年は私も飾りものを作ろうと思っている。
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ハマユウのつぼみがまた出てきた。
今年は十個以上の花が咲いた。
石の間に芽を出していた小さな苗をもらって植えたのがこんなに成長した。
台所から見えるのでチラチラ眺めて悦にいっている。
今日も読んでくださってありがとうございます。