島日記 行楽日和
雲は厚くどんよりしているが、一瞬、金星と25日の三日月が現れた。
まさに「朝目よし」、いい一日になりそうだ。
4日の休みのうち2日は、津波警報などがでる悪天候だったが、今日10月10日は必ず晴れる魔法の日。
行楽の秋である。
行楽とは山野などに出かけて楽しむこと、古くは遊山、物見遊山とも言われていた。
島では山野に囲まれているので、わざわざ行楽に出かけることもない。
それでも昔は集落ごとに浜遊びなどの行事があったようだ。
秋の行楽といえば、紅葉狩り、温泉が定番だろう。
紅葉も山登りしないとみられない。
温泉は、共同浴場みたいなものだから行楽にはほど遠い。
遊山の遊は、自由に歩きまわること、山は寺のこと。
修行を終えた僧が他の寺へ遍歴の旅に出たことが語源のようだ。
一般に広まり、山野の景色を楽しみ、気晴らしに出かけることをいうようになった。
江戸時代、庶民の旅は厳しく規制されていたが、神社や寺の参拝は許されていた。
信仰のための旅から楽しみを求める遊山に変わっていったようだ。
行楽したいと思えども、行くところなし。
書いているうちに太陽が、これでもかというように射てくる。
どこかへ出かけるべきか、行かざるべきか。
そうだ、その前にゴミ捨てに行かなければ。
ああやっぱり出かけるのはよそう。
昨日届いた新人賞の高校生を読むことにしよう。
それから「三体」の録画も観なくては。
だんだん外出が億劫になっている。
よくない傾向だろうか。
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