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ふるさとは
昨夜遅くふるさとの友人の訃報が届いた。
飲み仲間だった人たちはだれもいなくなった。
またこれでふるさとが遠くなる。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの」
室生犀星の詩の冒頭の部分だ。
この詩は異郷でふるさとを想ったものでなく、ふるさとに帰っても居心地悪く、また旅立ちたいという心情をうたったものだという。
それにしても心に染みいる詩だ。
作者の気持ちとは違っているかもしれないが、私にとっては煩わしくもあるが、愛すべき場所である。
遠くに離れていると、ふるさとは美化されるが、それでも哀しみにあふれている。
生まれて高校卒業まで地元にいただけの人が多いだろう。
私は離婚して戻り、またそれくらいの年月住んだ。
子供たちにとってもふるさとである。
そして、ひとり振り切って旅立った。
私のふるさとは、家族や、よくしてくれた人たちを置いて、ひとり旅だった場所だ。
それを哀しく想うのである。
もうしばらく帰郷していない。
友人たちは新しい仲間を迎えて、あちらで宴会を開くだろう。
私はもう少し、ひとりで頑張るよ。
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ジメジメ天気を喜んでいるのは熱帯植物だけだ。
生きいきと生の喜びを謳歌している。
力を分けてもらおう。
今日も雨だ。
もう四日船が欠航している。
グリーンコープもまだ届いていない。
スーパーもガラガラだろうな。
さあ、今日もお掃除だ、元気をだそう。
今日も読んでくださってありがとうございます。