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脇役の葉っぱたち

スポットライトは浴びないけれど、脇で妙に気になる植物がいる。
花は目立たないので、虫たちは寄ってこない。
太陽が当たらなくても平気で、土の中で仲間を増やしている。
個性的な葉を誇示して、じぶんが脇役とは思ってないようだ。

フィロスタキア ピンク
フィロスタキア ホワイト
ピレア

それだけを見れば少々気色悪いが、緑の中ではアクセントとしてちゃんと役割がある。

ペンドウラ

ペンドウラも毒毒しい。
コンクリートの割れ目から出てくるように繁殖力が強いので、鉢植えで我慢してもらっている。

ツルニチニチソウとハツユキカズラ

ツルニチニチソウは繁殖しすぎる声があるが、ここではもっと増えて青い花を、咲かせて欲しい。
なかなか増えてくれない。
ハツユキカズラは紅葉し、カラフルでつい目がいく。

ギボウシ
スギゴケ

ギボウシやコケ類は和風の庭を思わせる下草だ。
葉だけで主役をとれそうな風格がある。
この島だけで何百種のコケがあるそうだ。

コケに魅せられる人も多くいる。
コケの森には出かけるも、コケの庭の心境にはまだ至ってない。
華やかな花はなくてもいいが、草花の明るさはほしいと思う。

アルストロメリア プルセラ

花が咲く前はフッキソウだと思い込んでいたら、アルストロメリアの原種だった。
日陰の道に群生している。
華やかな園芸種は、こういう地味な花を改良して増やすのだろう。

今回は庭の脇役いえ、シャドーガーデンの主役たちを並べてみた。
花のように装えなくても、年中そこにいる。
引き立て役でも光っているよ。
これからもよろしく。

しかし、やはり脇役だけでは寂しいし、まとまりがないので主役も登場願おう。
私のイチオシ今、輝いて匂っているクチナシだ。
「パチパチパチ!」

クチナシヤアナタガシュヤクアメアガル


今日も読んでくださってありがとうございます。

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