大雨の一日
大雨注意報が出ているなかお掃除に向かう。
風も強く吹いている。
ヘルメットを叩く雨の音と、ビューンゴーと揺らす風に負けないように手に力を入れる。
バランス、バランスとつぶやきながら。
行きがけの強い雨は遠慮したいが、そうもいかない。
「無理しないでくださいね」と言われてたら無理するほうなのだ。
反射神経も衰えているだろう。
しかし、平衡感覚の訓練と思えばこれ以上のものはない。
無理をしないで過ごすのは「真っ平御免こうむる」のだ。
帰りは雷まで鳴り出しもっとひどい風雨になっていた。
送ってもらおうかとも思ったが、雷が止むのを待ち、自力で戻った。
「写真がない、どうすればいい?」
夕方に雨があがったので庭に出ると、つぼみだったコオニユリが咲いていた。
植えたわけではないのに、ススキの中に咲いていた。
今ではずいぶん増えてきた、毎年たのしみにしている。
開いたら鬼の風格がある。
側にはターメリックが葉を広げていた。
最近まではこうだったのに。
まわりに出てきている、雪の結晶みたいなのは黄花コスモス。
ターメリックがあるのを忘れて蒔いた種だ。
背くらべになるだろう。
この葉のようすでは咲くのは秋かな。
肥料がないので小さなルッコラ。
来年こそはもっと大きくしよう。
エゴマをたくさんいただいた。
うちの庭ではまだ見かけないのに早いな。
どう利用しようか。
青ジソと違って独特だが、癖になりそうな香りだ。
畑でとりたてのキュウリのおすそ分けもあった。
おいしいだろう、キュウリの味がするはずだ。
野菜が作れる人がうらやましい。
おどろいて鬼百合ひらく梅雨雷。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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