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「孤独という病」(病は気から)
世の中には色々な病気がありますが、病気はウィルスや細菌によってだけ引き起こされるのではありません。
ですから、いくら念入りに手を洗っても、四六時中マスクをつけていても、薬を一杯飲んでいても防げない病気もいっぱいあるのです。というか、念入りに手を洗い、四六時中マスクをし、いっぱい薬を飲むことでかえって病気になってしまうことすらあるのです。
食事の栄養バランスが偏っていれば病気にかかりやすくなります。
添加物の多いもの、過度に加工されたものばかりを食べていると病気にかかりやすくなります。
からだを動かさないと病気にかかりやすくなります。
姿勢が悪くても病気にかかりやすくなります。
小さなことばかりを気にしていると病気にかかりやすくなります。
生活に変化がないと病気にかかりやすくなります。
生活の中に「心がワクワクするような時間」がないと病気にかかりやすくなります。
ストレスが強い状態で生活していると病気にかかりやすくなります。
リアルな世界で、自分以外の他者とつながることが出来ないと病気にかかりやすくなります。
身の回りを清潔にしすぎると病気にかかりやすくなります。
病気は外側からだけでなく内側からもやってくるからです。
ですから、細菌やウィルスを完全に排除した無菌室で生活していても人は病気になるのです。
でも多くの人が細菌やウィルスが引き起こす病気ばかりを気にして、上に書いたような「病気にかかりやすくなるような生活」をしています。
神経質になり、引きこもり、薬を使いすぎ、自然と触れあわず、他者と関わらず、かえって病気にかかりやすくなってしまっているのです。
ウィルスや細菌から私たちの健康を守っているのは免疫力という働きです。薬でも、ワクチンでも、マスクでもありません。ただ、免疫力にも限界があるので、その働きを補助するために状況に応じてワクチンやマスクや薬が必要になるだけの話です。
みんなで同じものを食べても病気になる人とならない人がいます。
同じ状態で同じ場所にいても、病気にかかる人とかからない人がいます。
以前、カキをもらって食べたのですが、私以外のみんなひどい下痢になりましたが私はなんともありませんでした。インドで鍛えられたのかも知れません。
家族が病気になっても病気がうつらない人もいます。
娘の所は子どもが3人いるのですが、次々に病気になります。パパも病気になります。でも全員の看病をしている娘は病気になりません。
その違いを生み出しているのが免疫力の違いです。
そしてその免疫力の働きに大きな影響を与えているのが上に書いたような様々な要因です。
でも、多くの人がウィルスや細菌ばかり恐れて、肝心の免疫力が低下するような生活ばかりしています。
そして、ワクチンやマスクや薬では絶対に防げないのが「心の病」です。そして心が病めば、(ウィルスや細菌が存在していなくても)からだも病みます。
問題はコロナ騒動の時、医者や、政治家や、学校や、多くの人が「ウィルスの蔓延」を防ぐことばかりに夢中になり、心とからだの活力を低下させるような対策ばかりをやってしまったことです。
最近の医者は、ウィルスや細菌ばかり見て、肝心の「人間」は見ないようです。(お産でも同じ事が起きています)
心とからだの活力が低下すれば、免疫力も低下します。だから病気にかかりやすくなります。<b>医学も薬も進歩しているのに病気は増え続けています。不思議だと思いませんか。</b>
さらには、心とからだの活力が低下すれば感覚の働きも、思考の働きも低下し、意識もボンヤリしてきます。
すると目先のことしか見えなくなります。小さな事ばかりが気になるようになります。近くばかりを見て遠くを見なくなります。自分を守ることばかり考えるようになります。目先の快楽ばかりを求めるようになります。客観的、論理的に考える能力が低下します。
「カスハラ」や「ぶつかりおじさん」や「無差別傷害」のようなおかしなことをする人が増えたのもその表れかも知れません。
そのような状態になると、心とからだが閉ざされ「自分という檻」の中に閉じ込められてしまいます。そして他の人のことも、未来も、希望も見えなくなります。
その状態は苦しいのですが、そこから出るためには「自分」を壊すしかありません。
その時「自分という檻」だけを壊すのならいいのですが「自分そのもの」を壊してしまう人もいます。