12月上旬開催地図読み講習会
知人からのご依頼をいただき、地図読み講習会を開催致しました
開催場所:春日井三山(愛知県)
朝9:00に駐車場に集合し挨拶のあと、簡単に山座同定の説明
駐車場から道樹山と大谷山を眺めることができたので、山座同定の説明させていただくと、皆さん初めてベースプレートコンパスを扱ったにもかかわらずすんなり同定に成功
地図と実際に見える山が一致した時には、驚きの声があがりました
なかなか最初からピッタリ一致できないこともあるので、皆さんさすがです
今回は地図読みがしやすいように細野キャンプ場から尾根ルートから登っていきます
細野キャンプ場でもう一度、地図とベースプレートコンパスを使用した、地図読みの方法を説明
途中の登山道では、雑談を交えながら要所要所で現在地を地図で調べたり、地図の等高線と実際の地形を見比べたり、少しづつ地図読みに慣れていただきます
最初のピーク、道樹山の分岐まできたら、自分が進むべきルートを確認する地図読みを実践
若干のズレは生じるものの、ここまで来ると皆さんコツをつかんで、ほぼ間違いなく地図読みができるようになってきました
道樹山から大谷山、弥勒山までは稜線歩きでアップダウンが続きます
ここで重要なのは、等高線をみながら実際どんなアップダウンがどれくらいあるのかを地図から読み取る事なので、ここでも地図と実際の地形を見比べてもらって、感覚的な部分での地図読みを経験してもらいました
特に弥勒山手前にあるコルから急登になるので、その等高線と実際の勾配を見比べてもらって、等高線がどれくらい詰まってるとどれくらいの傾斜なのか知っていただくことで、適切なペース配分の調整にもつながります
弥勒山で休憩したあとは大谷山まで戻り、そこから尾根を使った別ルートで下山します
実は尾根ルートを使った下山は、枝尾根に入ったり道間違いしやすいルート
実際分岐の所でちょっと悩んだりして、よい経験になりました
無事下山した後は、みんなで一緒に近くのカフェでご飯を食べて解散
参加いただいた皆様、ありがとうございました
今回の地図読み講習会が少しでも、今後の登山のお役に立てていたら嬉しいです!!