脂肪採取後、お腹はどうなる?痛みは?形は?
脂肪採取が終わると、手術台から自分で起き上がり、歩いて手術室を出ました。麻酔がまだ効いているからか、全く痛みもありません。
余裕の心持ちで控室に入ると、テーブルには美味しそうなお粥定食が置いてありました!
野菜粥、水キムチ、ナッツと餡が包まれたヨモギまんじゅう、豆乳、というメニューです。パックに入っていた豆乳のパッケージをGoogleレンズで翻訳してみると、健康志向高めのもののようでした。
一口食べるごとに「おいしい〜!」と言ってしまうくらいに美味しく、夢中で味わい、脂肪採取をしたことなんて、もうすっかり忘れているくらい痛みを感じていません。
満腹になったところで、自分の服に着替えました。
傷口にあたらない、全部ゴムのズボンで大成功だったのですが、その下に履いて行ったおぱんつと、レギンスがうっかり「補正力あり」のタイプでまさかの大失敗。。。
でも替えはないため、深めに履くことにしました(しかし、痛みは全然感じませんでした)。
着替えたあとは、術後の注意事項が書かれた用紙をもらったり、患部をどう清潔に保つかなどレクチャーを受け、そのお手入れに必要な消毒や、防水絆創膏などをいただきました。
とりあえず、今夜はお風呂もシャワーもナシ!という一番大事なことを心に刻み、看護師さんや院長先生にしっかりお礼を伝え、次は薬局に向かいました。痛み止めを受け取るのです。
歩いていける距離にあり、入るとその壁には一面のお薬がありました。
薬剤師さん「3日間、食後に1袋飲んでください」
ビビ「3日間、毎食後ですね。わかりました」
ここでもEHLの通訳さんがいてくださったおかげで、薬剤師さんの丁寧な説明も、ちゃんと理解することができました。
夕方になり、パクさんと一緒にご飯を食べに行ったのですが、その途中、パクさんの携帯が鳴りました。
楽しそうにお話をしたあと、通訳さんを通して今の会話を教えてくださったのですが…
パクさん:
今、友人からの電話でした。昨夜、彼とウィスキーを2本空けたのですが…
ビビ:
に、2本!?
パクさん:
彼は「今やっと起きて、ひどい二日酔いで、お前もだろう?」って言ってきたんですが、私は今朝8時からいつものように仕事をしたと言いました。彼はとっても驚いていました!
ビビ:
パクさん、二日酔いってしないんですか?
パクさん:
これも幹細胞治療のおかげなんですよ。
ビビ:
へ〜!肝臓も若返っているってことですね〜!
実はこれも幹細胞治療で効果が実証されていることで、体に病気や傷がない人は、皮膚、髪の毛など細胞が弱ってきている(つまり老化現象ですね)ところはもちろん、内臓の細胞も若返るそうなのです。
パクさん:
友人は驚いていましたよ。でも幹細胞治療の凄さを実感したようでした。
ビビ:
そうでしょうね〜。
さて、みんなでご飯を食べたあと、ホテルに戻ったのですが・・・。
トイレに入って、びっくり!
全部ゴムのズボン、レギンス、おぱんつを下げると、なんと脂肪が浮き輪のような形になっていたのです!
脂肪採取で崩れた脂肪が、補正力ありめのおぱんつ&レギンスに押しつぶされ、こんな形になったようです。
「み、見なかったことにしよう。。。(よくやる現実逃避)」
でも、一応、ゆるめの下着がいい気がして、持っていっていた無印良品の縫い目がないタイプのおぱんつに着替え、今日はお風呂もシャワーもなしということで、パジャマに着替えました。
処方された痛み止めのお薬を飲み、歯磨きをしてベッドに寝転び、術後にもらった「注意事項」を読みました。
(ふむふむ、内出血があって、痛みは数日で治るのね)
(なぬ!2週間はお酒もだめかー!ちぇー!)
一通り読んだら、お腹に手をあてて、今日のオペを振り返ります。
「モミモミの時も、脂肪採取をする時も、痛みはゼロではなかったけれど、院長先生がいっぱい喋りかけてくれたから大丈夫だったのかもな〜」
「頑張ってくれてありがとうね〜私のオナカ〜。これで膝の痛みとか、股関節の痛みとか・・・!」
はい、やっと思い出しました。
最初の問診の時に、20年に渡って股関節が痛むって、伝えなかったことを。
とりあえず、ヒトカンがどうにか頑張ってくれることを期待するしかありません。
翌朝は、ガーゼ絆創膏から下の部分だけをシャワーで洗いました。お腹の浮き輪は消えていたので、一安心です。
少し腫れているようにも感じましたが、何もしなければ痛みもないし、歩けるし、荷物も持てるし、飛行機にも乗れたし、なんの問題もありませんでした。
さあこの後のお腹はどう変化するのか?迎える抜糸はどうなるのか?酒好きのビビがお酒を2週間も我慢できるのか?
今回はここまでです。
ありがとうございました。