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人幹細胞治療とは〜傷ついた細胞を助ける?〜
まずは人幹細胞治療とはそもそもどんなものなのか?をご説明いたします。
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ただ、ズボラな私が仕入れた知識を、私フィルターを通して説明していますので、もし真剣に詳細を知りたい!という方はご自身でもお調べいただけたらと存じます。
Wikipedia「人幹細胞」
そもそも、幹細胞というものは、どなたにも生まれたときから備わっている細胞です。
神経、筋肉、皮膚、どんな細胞にも変身することができる遊撃手。
取り出して数えることはできませんが、生まれたばかりの赤ちゃんの幹細胞を100%とすると、
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減るとどうなるのでしょう?
わかりやすくいうと、老化します。怪我が治りにくくなります。
若い頃って、多少怪我をしてもすぐに治りましたが、アラフィフの私ですとこんな小さな傷が2週間経っても消えません。
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減ってるなら足せばいいじゃない?というのがこの「幹細胞治療」です。「幹」と書くだけあって、この細胞は中核的な存在の細胞だそうです。
日頃は何もしない細胞ですが、宿主に何かあった場合、例えば怪我、病気、老化等、傷ついた細胞があると、その治療にあたる役割を持っています。
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しかし、前述したとおり、幹細胞は減っていくものです。
だから、この幹細胞治療では補充をするのです。
自分の脂肪細胞を採取し、そこから幹細胞だけを抽出し、培養して、点滴で体に戻します。
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培養された幹細胞は、元気いっぱいの生まれたて細胞です。
宿主の細胞から生まれ、また宿主に戻るわけですから、副作用的なものもなく、傷ついたところにまっしぐらに向かい、治療にあたってくれます。
でも、不思議じゃありませんか?
人幹細胞は、どうやって傷を見つけるのでしょうか?
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点滴は腕から行う「静脈点滴」です。
全身を巡ってくれるのは想像できますが、どうやって
「修復すべきはここだ!」
と狙いを定めているのでしょうか?
次回ご紹介したいと思います。
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ありがとうございました。