春馬くんへ捧ぐ歌
春馬くんが旅立ってからというもの、何を見ても聞いても、良くも悪くも、全て彼と結びつけて考えてしまう。
こんな人は、結構いるのではないだろうか。
私が春馬くんを想う時、苦しくなったり悲しくなったりした時、彼自身の歌以外で聞いている曲を記してみようと思う。
自分の勝手なセレクトなので、これからどんどん足していくかもしれない。
心が揺さぶられたり、思いきり涙を流したり、慰められたり、時には自分の心の内を語ってくれるように、その歌と詩の持つ力を感じる。
『さよならも言わないままで』 MISIA
いつまでも明けない夜
まるで 迷い込んだように
あなたの声だけたよりに
探しているのに
姿の見えないものに
怯えてこの部屋の中で
不安な気持ちで夜空に 私は祈った
悲しみが忍びこんで
あなたを奪わないよう
さよならも言わないままで
ありがとうも言えないままで
行かないで 行かないで
私一人 残して
閉ざされた街の中で
離された人々の中に
時間だけが止まったように
流れていくだけ
喜びがいつの日にか
この扉を開けるまで
愛してると言えぬままで
あなたを抱きしめぬままで
行かないで 行かないで
あなたの名前を呼ぶ
ありがとうと その瞳で
ありがとうと その笑顔で
言わないで 言わないで
さよならの代わりに
いつか これまでの日々を
心が振り返る時
何を悲しく 何を幸せだと
思うだろう
どうか どうか
さよならも言わずに
ありがとうも言えないままで
行かないで 行かないで
子どものように叫ぶの
その手に触れられぬままで
あなたを抱きしめぬままで
行かないで 行かないで
私一人 残して
『Soul Rain』 さかいゆう
君の魂を 抱いてあげたいよ
生まれた謎を 解き明かすみたいに
僕は消えても 僕はどこにもいる
だから泣かないで どんなにつらくても
天体の音楽のように
Rain 雨となった僕は
その髪に触れ その眼差しに触れ
伝えきれずにいた真心で
君を何度も 抱きしめよう
Woo woo Soul Rain
不意に飛び発つ 鳥の群れの中に
野生のユリの 白い群れの中に
姿のない僕がいる
Rain 君が眠る街の
真上を空は 秘かに流れてく
君の乾いた孤独の河に
降り注ぐのさ 音もなく
神秘の枝で 編んだ冠(Crown) Soul
Rain 僕はいつか生まれる
君にも一度 めぐり逢うために
I'm Soul Rain 雨となった僕が
海に降るたびに
君は岸辺に立ち 寄せては返す 波音に
目を閉じ この 魂を 聴いている
『あざみ』 JUJU
ページの端を折るようにただ
焼きついた面影
私は四季を越え 歳重ね
続きを生きています
千切れるような想いを上手く
言葉にさえできず
願いのような指切りをして
あなたを見送った日
あの時あの流れの中で
まるで 浮かぶ落ち葉のように
茜空を滲ませながら
流されることしかできなくて
風が吹いて 跡形もなく
吹き飛ばされたとして ただひとつ
ここに残された愛だけは
消えないことを知ってください
あざみの花が揺れる野道に
立ち尽くしたままで
長い年月 あなたへ続く
足跡を探して
永遠に繋ぐ時間の中で
途切れたまま色褪せぬ人
ひとり生きるには長すぎて
でも忘れるには短すぎて
時が過ぎて 跡形もなく
この身体が形失う時
ここに残される愛だけは
消えないことを知ってください
時が過ぎて 跡形もなく
この身体が形失う時
あざみの花が揺れる場所で
また逢えると
そう言ってください
『遠くまで行く君に』Absolute area
久々に会えて嬉しかったよって
手を振る君をただ見ていた
しばらくその笑顔も見れなくなるんだね
例えるなら そう
直線と交わる周波数みたいに
僕らはそれぞれの道を歩いて来た
たった2文字の言葉じゃたりないけど
言葉にすればきっと僕ら
もう2度と会えないんじゃないかな
今日も飲み込んで手を振りかえす
もっと遠くまで行く君に
どんな言葉をかけられるかな
束の間のお別れをこの空に乗せて
またその線が交わる日まで
昔から君が話していた
夢の続きに今 立ってる
君はね ずっと僕を照らす光のよう
計り知れないほどの喜びの中に
潜んでいる影は僕に
一体何を語りかけているんだろう
いつも君の無事だけを祈っている
もっと遠くまで行く君に
どうか強い風よ 吹かないで
それくらいで負ける
君じゃないことくらい
わかってるつもりでいるけど
もっと遠くまで行く君に
どんな言葉をかけられるかな
束の間のお別れをこの空に乗せて
またその線が交わる日まで
僕は今日も歌に乗せて
『あなた』宇多田ヒカル
あなたのいない世界じゃ
どんな願いも叶わないから
燃え盛る業火の谷間が待ってようと
守りたいのはあなた
あなた以外なんにもいらない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代り映えしない明日をください
一日の終わりに撫で下ろす
この胸を頼りにしてる人がいる
くよくよなんてしてる場合じゃない
Oh ただの数字が特別になるよ
あなたと歩む世界は
息を飲むほど美しいんだ
人寄せぬ荒野の真ん中
私の手を握り返したあなた
あなた以外なんにもいらない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代り映えしない明日をください
戦争の始まりを知らせる放送も
アクティヴィストの足音も届かない
この部屋にいたい もう少し
Oh 肌の匂いが変わってしまうよ
あなたの生きる時代が
迷いと煩悩に満ちていても
晴れ渡る夜空の光が震えるほど
眩しいのはあなた
あなた以外思い残さない
大概の問題は取るに足らない
多くは望まない 神様お願い
代り映えしない明日をください
何度聞かれようと
変わらない答えを
聞かせてあげたい
なんと言われようと
あなたの行く末を
案じてやまない
終わりのない苦しみを甘受し
Darling 旅を続けよう
あなた以外帰る場所は
天上天下 どこにもない
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