スズランをあなたに
小さなベルが並んだようなスズランの花の形は、聖母マリアのベールに似ていることから、マリアの花とヨーロッパでは言われてきたそうだ。
“再び幸せが訪れる”という花言葉は、北国の人々にとっては長い長い冬の後に訪れる春を意味する。
スズランは私が住む国では人々に最も愛され国を象徴する花だ。
5月になると森に自生している朝摘みのスズランを、ロマの人々が街角で売る姿が季節の風物詩のようになっていた。
スズランはあんなに可憐に咲いているのに、花も葉も根も猛毒で、花を生けた水さえも毒がある。
だから花瓶の水を飲んだりする愛猫がいた頃は、部屋に飾ることは怖くて出来なかった。
美しい花には毒がある、とはまさにこのことかもしれない。
それとも、その花の清らかさを守るために毒を持ったのだろうか。
どこまでもピュアで優しかった春馬くん
少しくらい狡くて毒のある人だったなら
今もあなたはこの世に居られたのだろうか
優しい人ばかり、居なくなってゆく…
春馬くん
あなたのいない世界は
以前のようにはもう戻らない
いろいろなことが変わってしまった
そして、これからも変わり続ける
あなたはあなたのいる世界で
今は幸せでいてほしい
スズランの別名は、君影草と言うそうだ
今も君の面影を慕う
多くの人の願いと祈りが
あなたへ届いていますように
スズランの花言葉
・
再び幸せが訪れる
・
純粋
・
謙虚
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