氷の芸術

朝、海沿いを歩いていると、凍っていた海が溶け出しており、海風に吹き付けられた無数の氷が岸辺に打ち上げられている風景を目にした。
薄いガラスの層が幾重にも積み重ねられているようで、一枚ずつ手に取り眺めたくなるような光景だった。

透明な氷のプレートが朝陽にきらきら輝いて美しい。
まるで自然が作り上げた現代アートのようだ。

とりあえずスマホで撮影して、翌日は一眼レフ持参で同じ場所に駆けつけたものの、すでに氷のプレートは溶けて跡形もなく消えていた。
一瞬だけの芸術。

流氷も、日によって様々な表情を見せてくれる。

それにしても、冬はたいてい一眼レフを持参するタイミングが遅く、ここぞといった風景を撮り逃がしてしまう。
これらはみんなスマホで撮ったもの。私のスマホはだいぶ前の機種なので、画質もあまりよくないのが残念だ。

ところで、以前お伝えした白鳥ファミリーですが…

申し訳ございません！
誤った情報を載せてしまいました…

まだファミリーはこの地に留まっております
このまま越冬するものと思われます

海が凍っていた時はいったい
彼らは何処でどうしていたのやら

子白鳥は成長著しく
雛鳥と呼ぶにはもう親鳥よりも大きいくらい

白鳥ファミリーは今も
バードウォッチャーや散歩する人々の目を
愉しませてくれています

相変わらず
ファミリー勢揃いの写真は撮れず…