【無料版】森林インストラクターをこれから受験する皆様へ
さて、当ページでは、これから森林インストラクターの資格試験を受験しようとお考えの皆様に向けて、私が資格試験に臨んだ際のエピソードをお伝えするページとなっています。
また、有料のマガジンでは、具体的な勉強法等も載せています。
本ページ「森林インストラクターをこれから受験する皆様へ」は、有料マガジンの導入として無料で公開しているページです。
事前にご覧いただけたらと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
🌳森林インストラクターの試験を受けるきっかけ
私は2人の子供を育てる父親、普段は仕事をしていますが、趣味が自然観察で山登りや森を歩き花や虫、樹木を観察しています。以前は自然に関わる仕事に就いていましたが、結婚子育てを期に別の分野に転職。でも将来は森林や自然を相手に仕事をしたい、仕事を生み出したいという想いがあり、転職など考えていました。
ただ、現状では箔が付かない、、、、。以前は自然に関わる仕事をしていましたが、資格を持っていませんでした。そのため、何か1つ資格を取って自分に自信をつけたいと思い、森林インストラクターを受けることにしました。
🌳なぜ、森林インストラクターなのか?
環境系の資格には民間資格から国家資格までありますが、簡単なものから難しい試験まで様々です。中には実務経験等の受験資格もあり難易度が増すようです。
履歴書にも胸を張って書ける資格はないものか?と探していたところ、いくつか候補がある中で「森林インストラクター」を見つけました。
森林インストラクターを簡単に説明すると「森林利用者に対して適切な指導や野外教育ができる人」で森の案内人の役割です。自然と触れ合うときにその自然素材の意味や奥深さや大切さなどを知ることができたらいいですよね。私は、人と自然の橋渡しになる存在になりたいと思っていますので、この資格を選びました。
また、森林インストラクターは環境大臣や農林水産大臣が認定している資格ですので、自然系の団体や会社の就職試験の再には、アピールになるのではないでしょうか。
🌳森林インストラクター試験の難易度は?難しい?
資格情報サイトを見ていくと、森林インストラクターの試験は「やさしい」「簡単」と記載しているところは全くありません。ほとんどが「難しい」と書いてありますが、ホームページによっては「普通」と書いてある場所もあります。
(例:「資格の取り方」 https://shikaku-fan.net/environment_rank.php)
これはあくまで個人的な指標ですが、資格試験に簡単、普通、難しいとランクをつけるなら、
簡単→勉強しなくても受かる
普通→勉強すれば受かる
難しい→勉強しても受からない狭き門
結果から言いますと、この中で森林インストラクターは「普通」に分類できると思っています。しっかり勉強していれば合格できるからです。ですが森林インストラクターの試験はちょっと特殊で、記述問題が多いのが特徴なんです。試験時間内に文章を沢山書かなければなりません。そのため、「難しい」と言って良いレベルだと思います。
正直、私もはじめはインターネットの情報を見て、尻込みました。科目の範囲も広いし専門的な分野もあります。また、記述式が多い。
国語力のない自分には本当無理なのではないかと思いました。
でも自分自身を試すという意味でも、合格して自信をつけるためにも、挑戦してみようと思ったのです。
今でも思い出します、試験当日の帰り道はすべてを燃やし尽くした表情で帰りました。熱まで出ました。
決して簡単ではない、難しい試験だと思います、、、。
でもだからこそ、受かって胸を張れるんだと思います。
今ではすこぶる自信がついたのです。
🌳一次試験の記述問題突破が鍵
もう少し試験の話をしますと、森林インストラクターの試験は一次試験の筆記と二次試験の実技試験があります。毎年一次試験の合格率は20%〜30%なので、ここで大きく篩にかけられます。二次試験はほとんどの人が通過できるそうで、山場は一次試験です。(もちろん二次試験も油断せずしっかり準備しましょう!)
一次試験は先程も言いましたが、選択問題、○×問題に加え記述問題があります。100字〜400字程度の文章を書かせる問題です。しかも1科目の10問あるとしたら5問が記述だと思ってください。試験の半分が記述だと思い臨んでください。記述をクリアしなければ、森林インストラクターの試験は合格できないと言っても過言ではありません。
ただ、私のように国語力がなくても、合格は十分可能です。厚いテキストで読むのもシンドいですが、全てが出題されるわけではありません。
要点やポイントを掴んで勉強すれば合格圏内です。
🌳お金なく試験勉強を始めた
受験を決めたときはすでに2人の子供を抱える親。
我が家の財務大臣からは「なるべくお金かけないでね」「高い受験料なのだから必ず合格してね」と言われておりました(^^;
そう我が家には「再受験」という文字はありません。
1回きりの挑戦なのです。2度はありません。
受験料は18,000円(高いか安いかは別として、我が家は高いw)
でもお金なくても森林インストラクター協会が主催する講座は受けといたほうがいいのでは?
受けないと合格できないのでは?とよぎりました。
受験対策講座はいくつかの団体で主催していて、受講料は50,000円〜60,000円くらいです。、、、、、残念ながら我が家には出せない金額だったのです。
できれば受けたかったですが、講習もすべて諦めました。
必要最低限のものをそろえ、受験勉強に望んだのです。
まるで棍棒とぬのの服でバラモスに挑む気分でした。
(※「バラモス」とはドラゴンクエストⅢに登場するボスキャラ)
🌳できる限り養成講習はうけるべき!
予算が無いなら仕方のないこと、でも予算があるなら養成講習は受けたほうがいいです。合格率も高くなると思います。
養成講習には様々なスペシャリストたちが、森林インストラクターに関わること、それ意外の貴重な専門的な講義をしてくれます。また、実地の観察会や植物同定の会も楽しそうです。ぜひ参加するべきです。
また、全国ではなく地域の森林インストラクターの集まりがあります。
全てではありませんが、都道府県に地域会というのがあります。そこでも講習会を主催していることがありますので、こちらもチェックしてみてください。
🌳時は金なり、バラモスを撃破するまでの期間
「時間をかけてコツコツ取り組めば大きなことも成し遂げられる!」
今思い浮かびましたが、いい言葉です。(自画自賛w)
実際私が試験勉強にかけた時間は約半年です。
はじめのうちはノラリクラリとしていました。集中力もないし。
3ヶ月経ったとき、ちょっとやばいかもと思いスピードを上げ。
残り1ヶ月のときに本腰を入れ。
試験日1週間前は試験のことで頭がいっぱいでした。
実質試験勉強にかけた期間は3ヶ月と言ったほうがいいかもしれません。
これでもそんな時間かけていない方だと思います。
でもこの3ヶ月で着々とレベルアップし棍棒でバラモスを倒せたのは事実です。
🌳資格試験に臨んだ男のスペック
無謀にも以下のようなスペックでバラモスに挑んだ男です。
・子育てで勉強する時間がない
・集中力ない
・国語力がない、読解、文章作成にがて
・お金ない、対策講座受けられない
なんて、ロースペックなのか、、、。
少しは自然に関わる仕事をしていた経験や自然観察の趣味があったお陰でもありますが、それは受験する皆さん同じなのではないでしょうか。
私はロースペックにかわりなく、今でもこの状況で良く合格できたなと自分を褒めてしまいます。
でも自分が考えた方法で着実に自分の身に入ったし、無理なく勉強を進められました。
🌳なぜ合格できたのか?
受験勉強はとても楽しい時間でした、それは、自然分野の知識を得るのが苦じゃなかったからだと思います。単純に自然が好きなんです。
でもそれは森林インストラクターの試験を受けようと思っている人も、みんな同じなのではないでしょうか。
「自然が好き」「自然のことを知りたい」
「伝えたい」「将来資格を役に立てたい」
こういった想いがあるのなら、私と同じスペックでも、それより厳しい状況でも願いは叶うと思います。
そして私が取り組んだ勉強方法
これは間違いではなかったから合格できたのです。
🌳最後に、森林インストラクターを目指す皆様へ
これから受験勉強を始める皆様へ、そしてできる限りロースペックで合格を目指す皆様へ、共感と応援の意味を込めて、私も合格へのお手伝いをできたらと思います。
協力できることとしたら私が取り組んだ勉強方法を伝えることです。
勉強方法や用意した参考書、備品など、ポイントをnoteに記録しました。(近日公開)
合格できた1つの事例として、少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。
きっと皆様にも明るい未来が開けると思います。
何より私が望むのは皆様が森林インストラクターになることで、自然のことを伝える人が増え、地球の自然環境の未来がより明るく、サスティナブルな方向へ向かって行くことを心から願っているのです。
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ちょもちん✨自称/森林環境活動家