一級建築士製図対策
本試験、またそれまでの長い道のり本当にお疲れ様でした。
どの試験もそうなんでしょうが、経験した人にしかわからない、
ご苦労があったと思われます。
さて本試験課題、
床面積指定がなく階数に自由度があり、6階建以上の方は、
断面図が作図出来なく、エスキス修正や作図修正が発生、
見直し時間がとれない事態で、完成密度が低い傾向の様です。
私も早速、問題と対峙してみました。
都市型詰め込みの、自由度が高い課題。
何から手をつけていいのか糸口がみつからない。
そんな印象でした。
また、建築学科とは・・・。確かにそこ出身でした~。
さて、私はどの課題もそうなんですが、
一番大事なものを基準に、まず据えます。
この課題では、やはり、基準階の製図室700㎡以上。
研究室18室以上は、3年4年院生で3フロアから各階6室づつ。
700÷3=234㎡。だいたいこんな感じ。
次に屋上庭園50㎡以上。
環境に配慮しながら植栽。またラウンジとの動線。
東側道路斜線のセットバック対応なんだろうけど、
個人的に、斜線に抵触した形状の前に、
抵触しない形状で、計画出来ないか、実務も含めて考えます。
5階建てなら、東5mセットバックで、総5階建ては計画可能。
参考になる建物や免振構造の要求から綺麗なフレーム計画はしておきたい。
構造材=意匠材の日本建築としたい。
具体的に、製図室の計画。1室で234㎡ほど。今回の敷地条件は、
西が①、次に間口が広く自由通路がある北が②、南が③、東が④と読取りました。西にどんと据えたいところですが、バランスが今一つ。
一年を通じて安定した光の北面で製図したいよな?って考えてまして。またスタッキングから講堂もある程度配置は意識しておきたい。よって、北側に製図室をすえることで方針決定。
いざ据えるとどうも屋上庭園とのバランスがしっくりこない。50㎡・・。
ううう~ん。うっ?!製図室を北東北西に分けて屋上庭園中央に挟めば、
長い製図の時間もリフレッシュしながら打ち込めるのでは?
製図室いいのが出来た!北東北西に2室に分けて屋上庭園を挟む。
よっし、あとは研究室並べて基準階のボリューム確認、1階の講堂整えて行けばと、エスキスが加速度的に進み始めました。
そんな感じでエスキスは90分で完成しました。
今年、受験された方、本当にお疲れさまでした。
年末には沢山の方々に、良い知らせが届きますように!
来年受験をお考えの方、準備期間として、
春までなら少し時間とれそうなので、
資格を取るためだけじゃない、勉強をお考えなら、
相談にのりますよ!
具体的にはまず大学課題をマスターすることから、
徹底的に掘り下げて見ませんか?
ご入用の方は、コメント頂ければ返信差し上げます。