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電車と団地と灯りの話

いま、電車に乗っている。

鉄オタというほど鉄道や電車にのめり込んでるわけではないけれど、小さい頃住んでいた家では毎朝決まった時間に電車の走る音が聞こえてきたから、なんとなく走行音を聞くと特別な気持ちになって好きだ。


電車に乗るということは、だいたいどこかへ出かけに行くために乗るので、そんな時に「やぁ、旅が始まったね」な気分になる曲をよく聴くことが多い。


くるりの『赤い電車』『Hello Radio』
ビッケブランカの『ウララ』
お台場近くに旅行で行った時には、『Butter-fly』と『ボレロ』を聴いて、デジモン好きな私は大変胸を高鳴らせていた。



あと、夜暗くなってから電車に乗ると窓の外には街の灯りしか見えなくなって、団地なんかわかりやすく固まって輝いてて、ステージ照明みたいに見えて好きだ。

周りが暗い中ふと現れる、派手ではないけれど静かに、キラキラと輝いている団地の灯りを見ると、オペラやバレエのステージなんかを想像する。(オペラもバレエも見に行ったことないけど)

あの灯りのなかで、きらきら踊れたら幸せだろうなぁと思う。

団地の灯り、大好き。

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