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崎山蒼志の音楽と出会う

Heavenとの出会い
 在宅ワークのお供はもっぱらJ-WAVE(ラジオ)派。去年の年末、崎山蒼志の「Heaven」が流れてきて、一瞬で心を持ってかれてしまった。即座にyoutubeで動画を漁って観まくり、「天才!」という感想に行きついた。
※崎山蒼志・・・ついこの間デビューしたばかりの18歳。Heavenは中学生の頃に作った曲とのこと。

崎山蒼志に嫉妬する
 美術系の学部へ行き、モノづくりに携わる仕事をして20年近く経つ私。一瞬で心を奪う作品を作る彼に、嫉妬した。「天才っているんだな…」という感想はイコール「私はそうではない」という現実。

 18歳という年齢にも嫉妬している。18歳!なんだかうらやましい!とってもとってもうらやましい!まだまだすべてが「これから」で、体力も好奇心も柔軟さも持っている!
つまり、彼の才能と若さに嫉妬しているのである。

崎山蒼志の音楽が好きな私が好きだ!
 小学生の頃の通知表に毎度のように「感受性が豊かです」と書かれていた私。それは、今思うと良いことでもあるし苦しいことでもあって。10代・20代の頃はそれそれはもがいていた。「みんな」に馴染もうとするけど馴染めない感じ。どこまでいっても分かり合えず自信のもてない感じ。そんな感じを呼び起こす音楽。
 彼の音楽を例えば身近なママ友におすすめできるかと言えば、全然おすすめできない(笑)。やはり、分かり合えないだろうなと思うからだ。
 しかし、10代・20代の頃は苦しかった感受性の豊かさも、40代になると魅力のように思えてくる。感受性が、人生を豊かにしてくれていると感じるからだ。
 全員と分かり合えなくてもいいのだ。その感受性で良いと思うものを選んで、楽しいことだけしていればいい。

表現したい気持ち
 人と分かり合えないことに孤独を感じるから、「表現」したくなるのかもしれない。彼の音楽を聴いて、何かを表現したいという意欲がまだ私の中でふつふつしていることに気づけた。それって今こそやるべきだ。

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小川のほとり
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