兄妹の大喧嘩勃発!! で、気づいた事がありました
こんにちはmoricoです☺
我が家は小5(長男)と小3(長女)の子どもがいるのですが、この2人がまぁよくケンカをします。そして先日大きい喧嘩が勃発しました。
喧嘩てものすごいエネルギー奪われますね。本人たちはもちろんですが、周りの人も吸い取られてしまいます。
私はめちゃくちゃ吸い取られました。
しかし、この大喧嘩で気づいた事もありました。
ことの発端は
我が家では、自分のやる事をやってから好きな事をやる。というルールがあります。そしてそのルールを破ってしまったら翌日のゲームやユーチューブは禁止にしています。
例えば先に宿題を済ませてからゲームをする。といった事です。ルール付けをした理由は次の3つです。
・好きな事を先にしてしまうと途中でやめられない。
・好きな事を先にしてしまうと「やる事」が後々面倒くさくなる。
・「やる事」を先にやってしまう習慣を身につけさせたい。
ルールを破ったら翌日ゲーム・ユーチューブ禁止!にしているのは賛否両論あるかと思いますが、ただルールがあるだけじゃ守れない事が続いたので、苦肉の策で付け加えました(^^;)
「やる事」とは主に学校の宿題、公文の宿題、自分の水筒洗い、などです。
ですが、その日長男が「自分の水筒洗い」をせずにゲームをしていたのです。本人はすっかり忘れていたようで、それを長女に指摘されました。
ゲーム命の長男なので翌日はゲームができない。という事でテンションダダ下がりです。この事がきっかけでものすごく機嫌が悪くなってしまいました。
喧嘩が始まる
翌日ゲームができない。という事になってしまった長男はめちゃくちゃ不機嫌MAX。指摘をしてきた長女に対して悪態をついて小競り合いが始まりました。
この時点では、まぁいつもの喧嘩かな。くらいに思ってスルーしていました。
いつものように長女が泣かされ、一旦は喧嘩が終了。それでも長男の機嫌はまだ収まりません。なんとかして翌日ゲームができないか、私に交渉してきたのですが、ここでOKしてしまうと今度は長女が納得いきません。
一応決めたルールですし、ここは翌日ゲーム禁止を貫きOKをだしませんでした。が、これがまた長男の機嫌をさらに損ねる事に。
長男の気持ちが収まらないまま就寝時間になっていきました。
寝る前の大喧嘩
さぁ、寝ようか~となった時にまた喧嘩が勃発。2階の寝室で寝たい長女と1階の和室で寝たい長男。どちらで寝るかで喧嘩が始まりました。
別々で寝ればいいのに。と思いますよね。それがそうもいかないんです。
2人ともママと一緒に寝たい(小5の長男もまだ可愛いやつです)ので、どちらかが譲らないとこの話は決着しないのです。
そこへ長女が強行手段にでて、先に2階の寝室へ行きもうここからは動かないもんね!と決め込みます。
これを受けて長男は怒りが収まりません。長女へありったけの怒りをぶつけますが、怒りすぎて本人も訳が分からなくなり泣き出してしまいます💦
自分の気持ちに収集がつかなくなった長男。
これを見て、これはこのまま放っておけないやつだな。と思いました。
喧嘩が始まってから、長男が自分で自分の気持ちを切り替えられるように、見守っていましたが、ここまでくるともう自分で切り替えるのは難しいかな~と感じ、そっと話かけました。
長男の気持ち
翌日ゲームができない。という事から始まった長男の不機嫌。なかなか自分で切り替えができずに、ずっと引きずっていた状態からの寝る前の喧嘩。
一連の喧嘩を思い返すと、なんだかいつもと違うような様子を感じていました。きっかけはゲームができない事だったのに、長女への悪態がいつもよりしつこい。なんだろな~と思いながらも、静観していたのですが長男に寄り添って、やっと理由がわかりました。
まずは無言で頭をよしよし。✋
背中をよしよし。✋
とりあえず、無言で体をさすり気持ちが落ち着くのを待ちました。
少し落ち着いてきたかな~と、思ったところで話しかけました。
「1階で寝たかったなぁ。長女ちゃん先に2階いくのはズルいなぁ。」と長男の気持ちに寄り添った言葉をかけてあげました。
すると、
「あいつわがままやねん。いつも俺が我慢してる。。。」と。
ああ、これか。と思いました。長女に対するいつもよりしつこい悪態は、ここにつながっていたんだな。と思いました。
私「そっかそっか。長男はいつも我慢してたんやね。そういえばそうやな。この前も〇〇譲ってくれたもんね。」
長男「昨日だって、俺が変わりに〇〇やってあげたのに、俺が頼んだ時は全然やってくれへん。あいつホンマわがまま自己中野郎で最悪や。」
と、今まで長女に対して感じていた思いをぶつけてくれました。
ただひたすら、そうかそうかと。長男のいう事をうけとめて、今まで我慢してきてくれた事ありがとう。と伝えました。
2人の違い
長男は周りを見て、バランスを考えて行動するタイプです。また、誰かが自分の為にしてくれた事はきちんと覚えていて、それを自分もお返ししたいと思うタイプです。良く言えば空気を読める、良く気がつくのですが、悪く言えば他人の目を気にしすぎる所があります。
それとは逆に長女は自分軸をしっかり持っていて、誰かに何かをされたから私もお返しする、というタイプではなく、やりたいと思ったからやる。
やってもらったからじゃない、私がやりたいと思ったからやっただけだよ。というタイプです。よく言えば見返りを求めず、純粋に行動する。悪く言えば空気が読めない、。
この根本的な性格の違いが、周りを見て行動する長男からしたら長女はマイペースすぎて自己中!となっていたようです。
もちろん長女も思いやりが無いわけではありません。
それは性格の違いで、持って生まれたものだから、自己中とはまた違うんだよ。良い悪いじゃなくて、元々その人が持ってる特性なんだよ。
という話をしました。
これをどこまで理解してくれたかは、分かりませんが、少しずつ話していく内に
長男「あいつはホンマにしょうがないやつやけど。確かにママの言う通りやな。」
と。表情も和らいできました。
結局その日は長男も落ち着き、みんなで2階の寝室で寝る事になりました。
やれやれですʅ(◞‿◟)ʃ
まとめ
長男に話しながら、そういえば2人はそんな違いがあるよなーと。今更ながらにその時に改めて感じました。
実は普段からそういう違いを2人は持っている、と意識していたわけじゃなかったんです(^◇^;)
今回の事がきっかけで、長男と長女の特徴がはっきりと分かりました。
もちろん子どもたちのざっくりした性格は理解してるつもりでしたよ。
普段は感覚で子どもたちと接していて、いちいちあの子はこう、この子はこう、という事をしっかりと考えた事はなかったんです。
というか、あまりこの子はこういうタイプとか、人を型にはめるのが元々好きでは無いので、あえてやっていなかった、というのもあります。
でもこうして、しっかりと出来事を見つめて、突き詰めていくと見えてくるものがあるんだな。と思いました。
この子はこういうタイプと、改めて文字に起こす事で、自分の中で意識化されて今後も何かあった時に、その子に合わせた対応が出来そうです。
今回の兄妹喧嘩は、エネルギー吸い取られましたが、我が子をより深く理解するいいきっかけになりました!☺︎
あとは、ルールを破ったら翌日ゲーム・ユーチューブ禁止は、果たしていいのかどうか。という事も考えないといけないな、と思いました。
これのせいで長男は荒れたので、このルールは変更したほうがいいかもしれないですね。もっと本質的な事とを教えてあげないといけない気がしました。
どうして「やる事をやってから⇒好きな事をやる」なのか。根本的なことをしっかり話してあげる事も大切ですね。
別に好きな事をやってからやる事をやる、でもいいのですが、今はまだ小学生、なかなかそういうわけにはいきません。
何が正解かはわからないですが、これからも子どもは1人の人間として、対等に向き合っていきたいと思います♪
それではまた〜♪