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【ライブレポ】神戸煉瓦倉庫/イベント『MEBAE』2023.12.16

皆さんこんにちは😁
モリナガマサカズです。

気づけば半年ぶり!?
ぐらいの更新になってしまいました。

新しい年を迎えたし、気を取り直してまたnoteの更新頑張っていきます。

今回の記事はライブレポです。

2023年12月16日(土)
神戸煉瓦倉庫(K-Wave)にて、『MEBAE』というイベントに出演してきました。

出演したのは総勢10組のアーティスト

間に休憩を挟んでの2部構成。

それぞれに個性溢れる、バライティーに富んだ出演者だったので、4時間を超える長時間イベントだったけど、
体感的にはあっという間の楽しい時間でした🎵

それでは、当日の出演順にレポートしていきたいと思います。

第一部


◾️KDiARY◾️

大阪経済大学のアイドルコピーダンスサークルに所属している仲良し3人組

今回のイベントの出演者の中では異色な感じもしますが、オープニングアクトにふさわしく

可愛らしさと息のあったダンスで会場をいっぺんに温めてくれました!!

アイドルソングには全く詳しくないけど、『ブリズリーに襲われて』っ曲が印象的でした。


◾️すぷら SeireN◾️

照明の暗さはすぷらさん本人の希望です。

「KARASTA」というアプリで普段ライブ配信をしていて、リアルライブはかなりレアだそうです。

その為か、出番前はバックステージで「緊張します…」とか言ってたけど、ステージ上ではそれを微塵も感じさせない堂々のパフォーマンス!!

ファンの方も沢山来場されており、すぷらさんが出てきた瞬間、歓声が上がってました☆

音源をバックに、洋楽のカバー1曲とオリジナル2曲を披露

声量もハンパなく、歌唱力かなり高いです!!

最後に歌った『オレンジが沈む頃に』は、5年前に亡くなった友人から言われた言葉が深く心に残っていて、その事を歌にした曲でした。

夕陽の色は寂しい気持ちになるからあまり好きではない、というすぷらさんに対して

その友人は「あれは “また明日ね” の色だよ」と言ったそうです。

素敵な感覚ですよね💖

また、その友人の勧めですぷらさんは歌の活動を始めたそうで、そこにもドラマを感じてしまいます。

名曲だったし、ファンの方にも人気の曲なんでしょうね

最後に歌う曲の曲名を、すぷらさんが歌前に発表しただけで客席から歓喜の声が上がってました。

◾️小西カーキ◾️

シンガーソングライターで作曲家の小西カーキさん

もともと下北沢あたりをメインに活動されてたそうですが、ブランクを経て、現在は関西を中心に活動されています。

作曲家としては、元ジャニーズJr.のアーティストに楽曲提供をした事もあるんだとか!

この日はアコギの弾き語りでオリジナル曲3曲披露☆

声に味もあるし、ほのぼのとした空気感を持った人です。

『アンブレラ』って曲がコード進行的にも好きだし、カーキさんの繊細さや、優しさが滲み出ていて良かったですね。

Apple Musicや、Spotifyでもこの曲が聴けるので是非聴いてみてください

◾️モリナガマサカズ◾️

オリジナル曲2曲を歌わせて貰いました

1曲目は、人間が持ってる「誰かの為に何かをしてあげたくなる」という感情をテーマに歌った、幅広い意味でのラブソング『キミのそばにいさせて』

2曲目は、大人になるにつれ、現実に追われる生活の中で「夢を持つ」ということを忘れがちですが、

そもそも「夢」という言葉の定義を大きく考え過ぎだと僕は思っていて、

「もっと気軽に楽しめば?」
って気持ちを込めて作った曲

『Let's Have a Dream』を歌わせて貰いました。

最前列で同級生や、 tiktokでの配信ライブを観てくれてる人達が応援してくれたので、めっちゃ心強かったなぁ

『Let's Have a Dream』では、冒頭部分でルーパーの操作ミス、コードミスがあり

“アカン、これ無理なヤツや”

と思ったので「間違えました!」と宣言し、もう一度最初からやり直しさせてもらいました(笑)

こういう潔さや、図太さもルーパー使うなら必要なのよっ

ちょっと悔しくかったけど、「それ(失敗)も含めて良かったです」とみんな言ってくれたから、ええ事にします(笑)

大きく華やかなステージ、音響も素晴らしく、またこの場所で歌いたいなぁって思いました。

【当日の映像】

◾️LIBEREAL(リベリアール)◾️

淡路を拠点に置きながら各地で精力的にライブ活動をしているLIBEREAL(リベリアール)

個性溢れる3人がステージに並んでるだけで絵になるし、ビジュアル的インパクトがあります。

【メンバー(写真右から)】
・Yukitoさん(Guitar & Vocal)
・Rayさん(Cajon & etc)
・Amerさん(DJ & Key)

音楽に対するひたむきさや、楽曲にたいする細部へのこだわりを強く感じました。

『マンモスは知っている』はメッセージ性も、世界観もある名曲だと思います。

原始時代から人類は英知を結集させ、天変地異や疫病、戦争など、様々な苦境を乗り越えてきたわけですが、

その事をマンモス目線で描かれてるところが「よく思いついたなぁ」って思いますね。

印象に残る曲を作ろうと思ったら、やっぱり「切り口」も大事だと思います。

また、これを書きながら「人間は強いんだ!」っていうメッセージは、今まさに必要なんじゃないかなって思いました。

新年早々、大きな災害、大きな事故も立て続けに起こってしまいましたが、

今年も各地でこの曲に勇気づけられる人が沢山出てくる事を願います。 

第二部


◾️びわ湖くん◾️

第二部のトップバッターは滋賀県公認の非公認ゆるキャラ、びわ湖くん

今回の10組の出演者の中で、世の中の知名度は1番高いと思います。

びわ湖くの公式YOU TUBEチャンネルは登録者はなんと30万人超えっ!!

僕の約1000倍やんっ(笑)

びわ湖くんのチャンネルを観てもらうと人気の秘密が分かりますが

『◯◯を安く食べる方法教えるからやってみて〜』シリーズだったり、

飲食関係を中心に、話題の激安店や、行列ができるほどの人気店など、全国各地を実際に訪れ、忖度の全くない本音レビューが実に気持ち良いんです!

顔出しせず、びわ湖くんというキャラになりきってるからこそ、あそこまで振り切れるんやろなぁ

辛口批評もあるけど、いいものはいいとハッキリ言うスタンスなんで皆さんも是非、びわ湖くんの公式チャンネル覗いてみて下さい。

さて、そんなびわ湖くんですが、もともとはバンドマンだったんだとか!

まずは弾き語りでゆずのカバーなど数曲披露してくれました。

めっちゃ弾きにくそう(笑)

そりゃそうでしょう🤣

この状態では視界も狭いやろし、お腹に抱えたギターのほうを見る事も難しいと思います。

「これいつまでやらなアカンの〜」と、びわ湖くんキャラでちょっぴり毒も吐きながら会場の笑いを取っていました。

最後は、主催の宇宙くんのリクエストでオケをバックに『びわさくら』という曲を歌ってくれました。

これがまた曲としての完成度が高く、普段のびわ湖くんの発信しか知らない人は

「凄い!こんなの作れちゃうんだ!!」って驚くと思います。

◾️amenoco◾️

amenocoこと、あめちゃんはlive812という配信アプリ内で数年前から知ってたけど、リアルで会えたのは今回が初めて

シンガーソングライターの他、イラストレーターとしての顔を持っており、

2023年の夏に大阪で開催された彼女のワンマンライブでは、ピアノの弾き語りに加え、朗読を披露したり、会場で個展を開いたりと、独自の世界観を確立しています。

この日のパフォーマンスもオリジナル曲のピアノ弾き語り+朗読というスタイルでした。

1曲目は『around the world』という曲。

確かこの曲が原点みたいな事言ってたかな!?

人間誰しも“孤独”を抱えてるもんですが、この曲を聴いていると

「大丈夫、誰かがきっと見てくれている。応援してくれている」

っていう安心感が得られます。

そんな、包み込むような優しいバラードです。


そして、2曲目の『アネモネ』に入る前に朗読がありました。

ピアノの横に用意された椅子の上に、彼女自身がキャンパスに描いた「窓辺に飾られたアネモネの絵」を観客に見えるように飾り、庭師に恋をしたアネモネの話が語られました。

固唾を飲むような静けさの中、彼女の口から語られる切ない恋の物語に、会場全体が惹き込まれていくのを感じました。

この朗読がとても活きていて、その後に演奏でも、自然と曲の世界に浸る事ができました。

やるなぁ あめちゃん!!


◾️THE MOSSH(ザ・モッシュ)◾️

普段はそれぞれに音楽活動をしている彼らが、このイベント『MEBAE』の為に結成したユニットTHE MOSSH

写真右端のジンタローくん、左端の宇宙くん(あだ名は宇宙です。)は、live812 (配信アプリ)の中で知り合い、

僕もそこで2人を初めて知ったんですが、今回初めて生で歌と演奏を聴く事ができました。

写真右から2番目のマサハムトくんと、カホンの遊々くんは、三宮のライブバー「隠れ谷」という店で、

宇宙くん、ジンタローくんと意気投合し、一緒にやることになったそうです。

全員年も近いそうで、打ち上げでも彼ら4人と色々話をさせてもらったけど、ホントに仲良くて、素敵な仲間だなぁ〜と思いました。

音楽的な魅力のひとつは「とても息の合ったコーラスワーク」

2曲目に歌った『MEBAE』という曲は、このイベントのタイトルソングです。

作詞作曲も共同で行なったそうで、ボーカル陣3人がそれぞれにリードを取るパートがあったり、コーラスワークも素晴らしかった。

後半は宇宙くんの呼び掛けで総立ちのコール&レスポンスもあり、盛り上がりました!

そしてこのTHE MOSSH

このイベントの為に結成されたけど、来年以降も活動を継続させていくとの事。

どんどん曲も作っていきながら、MVも撮影し、YOU TUBEで作品を公開していくそうです。

そうでなくっちゃね👍

とてもいいグループだったので「この日限りの演奏」ではあまりに勿体無い!!


◾️kenta the WAVE & 猿山ロッカーズ◾️

Vocal & Guitarのkenta the BIGWAVEさんは国内外問わず、波を追いかけて旅するサーファーでもあり、その出会いや日常を歌にしていたシンガーソングライターでもあります。

おぉ〜!! 生き様がジャック・ジョンソンやんっ🎵

そんなkentaさんが大阪にもどり、地元の仲間で結成したという本格派レゲエバンドがkenta the BIGWAVE & 猿山ロッカーズ

「レゲエはあんまりメジャーなジャンルではないので、馴染みない人も多いかもしれませんが、良かったら楽しんで下さい」

みたいな謙虚な事をkentaさんがMCで言ってましたが、僕はレゲエ大好きなんですよね!!

また、僕自身22年間のライブ活動の中で、ここまでちゃんとレゲエをやってるバンドと対バンをした事がありません。

見事なグルーヴ感で、観ていてめちゃくちゃ気持ち良かったです。

この日、僕を観に来てくれていた同級生も

「こんなん観たん初めてやわ!めっちゃカッコええやんっ!!」って言うてました。

最後の曲、『Wishes Come True』って曲が得に良かったです。

“行ける 行ける お前は行ける”
“できる できる お前はできる”

テンポ良く、たたみかけるような、ポジティブでストレートな歌詞がツボで、

厚かましくも、

“あっ!! 俺コレ歌いたいかも🎶”

って内心おもっちゃいました。

◾️長田元春◾️

大トリは人気と実力を兼ね備えた、シンガーソングライター、ギタリストの長田元春くん

この日はアコギ弾き語りで3曲披露してくれました。

1曲目はオリジナル曲の『Loves Comes Over You』

「この曲は頑張ってる女子に捧げます」

「男子じゃなくて、女子です」

と言ってました(笑)

なにも、そう頑なに限定せんでもええがな🤣

頑張ってるけど、なかなか思うような成果が得られず、もがいてる人にそっと寄り添うような優しい曲です。

2曲目に「十八番中の十八番」エリック・クラプトンの『Tears In Heaven』のショートバージョンを挟み、

3曲目は世界平和を願って作ったという、オリジナル曲の『People Around The World』

テーマに沿った、スケール感の大きな歌詞も、この曲のリズムも心地よいです。

流石安定のパフォーマンス!

といった感じで、トリは元春くんで正解だったと思います。

2024年も元春くんは1/7(日)に岐阜、4/20(土)に東京でワンマンも決まっており、今後の活躍にも目が離せません

アンコール


二部構成で開催された『MEBAE』ですが、客席からのアンケートで「もう一度聴きたいアーティスト」を投票して頂き、

「第一部」「第二部」からそれぞれ1組ずつアンコールとしてステージに上がって貰いました。

お客様1人に対して、第一部の中から1名、第二部の中から1名を選ぶ事ができるというルールで投票を募った結果、

見事選ばれたアーティストはっ…


【第一部】
すぷら SeireN

【第二部】
THE MOSSH

でした☆


すぷらさん、THE MOSSHのみんな、おめでとう御座います🎊

すぷらさんは歌うことで誰かの力になりたいという気持ちを綴ったオリジナル曲『Song For』

THE MOSSHは本編でも歌った、このイベントのテーマソング、『MEBAE』をもう一度披露し、

アンコールステージも多いに盛り上がりました!!

おわりに


以上がイベント『MEBAE』の全プログラムだったわけですが、長文を最後まで読んで頂きありがとうございます。

少しでもこのイベントや、各アーティストの魅力が伝わったなら幸いです。

個人的にも良い経験になりました!

このような素晴らしい環境で今後も歌えるように頑張ろって思ったし、いろんなパフォーマンスを観て刺激も沢山もらいました。

また、今回「第二部」では、もう1人のゆるキャラ、淡路島くんとペアを組んで司会も担当させて貰いました。

嬉しい事に「司会めっちゃ上手いですね!」って沢山の方に褒めていただいたんです。

最初は「えっ!? そう??」とか内心思ってたけど、

やたら褒めてくれるので途中から「オレ、ひょっとしてうまいんかもっ!!」とか思ったりしてました(笑)

感覚的にやってた部分も多いですが、司会をするにあたって「意識したポイント」が実はいくつかあります。

今回せっかく褒めて頂いたので、それが「たまたまのラッキーパンチ」にならないよう、再現性を出せるようにと、自分の中では振り返りもしてみました。

2024年も音楽を通じて、沢山の方にお目にかかれる事を楽しみにしています。

宜しくお願い致します。

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