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意外と儲かる?田舎のイベント出店

お客さんを待つのではなく、人の集まる場所に行く

前回は、ゲストハウスを間借りして食堂を運営した時の苦労話をしました。

8月の海水浴シーズンはたくさんのお客さんで賑わいましたが、9月になるとめっきりお客さんも減り、店舗運営は厳しいと痛感。今後、この場所での営業は厳しそうだと判断し、契約更新しないことに決めました。今後の営業はどのようにしようかと考えていた矢先、素麺を食べに来てくれたお客さんから「今度うちの施設でイベントをするので、そこに出店してみませんか?地元の名産品を使っているお店の方を応援したいんです」とのお誘いを頂きました。それから立て続けに、市内の大学の学祭、地元のお祭りへの出店のお誘い。気になる出店料は無料~5000円くらい。

田舎の秋は毎週末のようにイベントが

イベント出店の際は、以下の物をそろえておく必要があります。

①露店営業許可証
②必要な物品(三方を囲うテント、手指洗浄用のポリタンク、冷蔵・冷凍設備、食品や調理器具の保管庫、ゴミ箱など)

各自治体によって多少違いがあるみたいなので、まずは最寄りの保健所に電話で問い合わせてみて下さい。(イベント出店についてまとめた分かりやすいサイト貼り付けておきます。)

とりあえず、初めての出店ということで、50食程仕込んで参加。午前中はポツポツとしか売れなかったのですが、お昼時になると行列が出来、14時すぎには完売。島の人って外食しないって聞いていたけど、お祭りの屋台は例外、なのか? 観光客が多かっただけ、なのか?

そして、意外だったのが「インスタ見てて食べてみたいと思っていたけど、なかなか店舗に行くタイミングがなかった。食べられてうれしい」とのお声。有難すぎますね。SNS更新、地味に続けていてよかった。

売上の詳細(今回は一杯500円で販売)

500円×50食=25000円(売上)ー7500円(材料費)ー2500円(場所代)=15000円(利益)

店舗での営業より、準備・片づけが大変ですが、売上は店舗の時の倍以上。(疲労度合いも倍以上ですが。。。)そしてこの出店でも意外な収穫がありました。それは、

他の出店者さんとの出会い

イベント出店はバイトの人ではなく、お店のオーナーさんが来ていることが多いようで、たくさんのオーナーさんと知り合うことが出来ました。お店のオーナーさんは地域の情報をいろいろ知っているので、この土地での商売のことなど、いろいろ為になる情報も教えてもらえました。出店者同士ってライバルなんじゃないの?っと思っていましたが、同じ場所で頑張る同士みたいな感じで受け入れて貰えてとても嬉しかった。

次回は、なぜ地域おこしの活動なのにお金をいただいているのか?という点について書こうと思います。

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