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☆ビジョントレーニング導入☆

劇団天文座です!

こんにちは!
大阪市淀川区で劇団をやっている劇団天文座の代表・森本聡生です!

通算4000時間、演技指導をしている演技の先生です!
「演技をする」とはどういうことか?それを毎日劇団員に伝えています。

OB・OGの中には東京のタレント事務所で活躍する者もいれば、
東京のプロの劇団にオーディションで合格した者もいます!

最近ノートを更新していませんでしたが、これから出来る限るノートも活用しながら、演技について発信をしていきます!

6月19日、お話をするメニューは

  • ビジョントレーニングとは何か?

  • どういう意味があるのか?

  • 演技との関係性

の3点についてお話をしていきます!

ビジョントレーニングとは?

ビジョントレーニングとは「見ることに関連するさまざまな力や機能を向上させるトレーニング方法のこと」です。 主に、生活や学習上の困りごとを改善したり、スポーツのスキルアップを目指したりする目的で活用されています。 もともと、ビジョントレーニングは50年以上前のアメリカが発祥で、近年日本でも広がりを見せています。

https://junior.litalico.jp/column/article/046/

目の視力ではなく、目の視覚機能について成長させるトレーニングのことです。

そもそも、僕自身が、子どもと関わる仕事の中で学び・実践してきたことを劇団に取り入れた形です!

どういう意味があるのか?

俳優というのは、まず演技をする前に、「台本」を読んで
そして、「セリフを覚える」という行程が必ず存在します。

その中で、「読む」事と「覚える」事が苦手だと、演技をするまでにとてつもない大きな負担を背負うことになります。

この部分を改善するためには、視覚機能の成長が欠かせません。
実際、劇団天文座の劇団員の眼の動きを確認したところ
「左右のバランスが悪い」劇団員や、焦点を素早く動かすことが苦手な劇団員が多数いました。

そもそも、自分の視覚機能について把握している劇団員はいませんでした。
もしかしたら、この部分を成長させることで、演技の悩みだけでなく、日常生活の「忘れ物」や「寝坊」も治る可能性があります。

演技との関係性

先ほども、少しお話をしましたが、演技と視覚機能は切っても切り離せないものになっています。

目の動きが悪ければ、それだけ読み合わせや、台本を覚えることに対して負担を感じることになります。

また、演技というのは、セリフを覚えてからも、立体を使った芸術です。相手との距離感や、空間の使い方など

いわゆる「視空間認知」が必要となってきます。

視空間認知とは、目から入った視覚の情報を処理し、空間の全体的なイメージをつかむための機能です。 ものとの距離感や奥行き、文字や形を把握するときに使われます。 目でとらえた映像は、そのままだと「点」「線」「色」などの単なる情報にすぎません。

https://h-navi.jp/column/article/35026138


左右の目のバランスが悪いということは「立体」をとらえる力が弱くなってしまいます。
そのためにも、ビジョントレーニングは俳優にとって必要なスキルだと考えます。

まずは演技のトレーニングも大切ですが
それに合わせて目の発育を促して行くことで
演技に対する負担を減らしていこうというのが狙いです。

もし、演技や目の発育のことでお悩みがありましたら
いつでも、稽古の見学に来てください!

ご連絡お待ちしております!

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