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置かれた場所で咲きなさい


 こんにちは!(*'ω'*)森本輝線です。

 今回は続投になります。
前回は特別編ということで要らないことばかりだったかもしれませんが、、、自己紹介がてらの本紹介でした。

 人によっては不快にさせたかもしれませんのでそこに関しては申し訳ございません。

 さて、今回の紹介ですが。
あまり本を読まれない方でも目にしたことがあるかもしれません。

『渡辺和子さん』という方の著書です。

 今回のテーマ通り『置かれた場所で咲きなさい』という言葉がありますがその真意や感じたこと、加えて作中の別の素敵な言葉など取り上げてご紹介していこうと思います。

それではこちらになります!

『置かれた場所で咲きなさい』

著:渡辺和子
発行:2017年4月15日
値段:500+税
読みやすさ:★★★★★

オススメ度:★★★★⭐︎

↓URL

 これはノートルダム清心女子大学理事長である渡辺和子さんが人生で巡り合った素敵な方々から頂いた言葉をまとめた著書です。彼女の教訓かつ信条とも言える言葉ですのでよろしければ読んでみてください。

『置かれた場所で咲きなさい』

『人はどんな場所でも幸せを見つけることが出来る』という言葉です。彼女は齢30で修道院に入ることを決意し、その後修道会の命令で修練のためアメリカに行き、その後学位を取り、35歳で日本に戻りました。

 その後岡山のノートルダム清心女子大学に派遣されたのですが翌年2代目学長の急逝を受けて36歳で3代目学長に任命されました。

 もちろんこれは緊急事態ですので自分自身も周囲の人間も困惑の渦中にいました。

 当然面白く思わない人間ばかりでしょう。
その時にこんなことがあったそうです。

 『あいさつをしてくれない』『ねぎらってくれない』『わかってくれない』そうして彼女は所謂『くれない族』になっていました。

 そんな日々が続き、すっかり自信を失った彼女は修道院を離れようとしました。

 その時に出会った宣教師の一言が今回のタイトルの

『置かれた場所で咲きなさい』

です。

『置かれた場所に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない。人間として生まれたからには、どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせようと、決心することが出来ました。それは【私が変わる】ことによってのみ可能でした。』

 彼女はそう考え、周囲の人々に対して『頂く』ではなく『与える』に考え方を改め、常に笑顔であいさつし、ほほえみかけ、お礼を言うようになったそうです。

これは全てのことに関係すると思います。

 音楽であれば、例えば私は『優里』というアーティストが好きなのですが
これは彼がまだデビューする前、路上でギターを弾きながら歌っている頃の話です。

 たまたまMy First Storyというアーティストの曲を歌っている時にそのアーティストのボーカルであるhiroが通りすがり、2番から飛び入りで歌い盛り上げ、そこで連絡先を優里と交換し、自身のツアーのゲストとして呼び、その後優里がヒットした話があります。

 そのhiroは最後の曲のイントロで『諦めずに続けていたらこんな風にチャンスを掴むことが出来ます。』と観客へ、聴きに来ている名もないミュージシャン達へ、そして優里へ語っていたのだと思います。

 優里は自身が売れた後もhiroを自身のYoutubeチャンネルである『優里ちゃんねる』にhiroをゲストとして呼んで企画をしたり、ライブで共演したりして恩返しをしています。

 hiroも渡辺和子さんと同じことを言っていますね。
そして機会を与えた結果、その感謝として仕事が増えたり、楽しむ場、仲間が増えています。

そしてそれは心の余裕を生むことに繋がります。

 『余裕があるから出来るんだろ』なんて思う歪んだ人も出てくると思いますがそんなことはないというわけです。

 笑顔も感謝の言葉も言うのは実は簡単です。
簡単な故に疎かにしている人はこれを機に意識してみるのもいいと思います。

 そうして『与える』を続けていくとある日突然リターンがあったりします。
 ただそこに『見返り』という感情を乗せてしまうと人間関係もろとも崩れていきますので見返りを求める著書でいう『くれない族』にならないよう意識していきましょう。

 部下に挨拶されても無視する上司はお爺さんになった時孤独になります。
挨拶に身分は関係ありません。相手の存在を認めましょう。
 お金を借りて返さない人間はいずれ頂いたお金と共に捨てられ孤独になります。

 『くれない族=孤独』というのが私の見解です。
してほしいことがあればまず自分から与えましょう。

『一生の終わりに残るものは我々が集めたものでなく、我々が与えたものだ。』

 この言葉を著者は後述しています。
これは意地や執着を捨て、謙遜して感謝の心を忘れないようにすることで、より価値のある年齢の重ね方をすることが出来る、という意味です。

『価値のある年齢の重ね方?』

 こう思った方に補足すると『与え続けることで喜びを感じ、頂くことで更に喜びを感じる』ということです。それは前回お話した『浄化の本』『陽のエネルギーの循環』にも繋がります。

 陽のエネルギーを循環させることでポジティブに考えられるようになり、周囲にもポジティブな人間が増えていきます。

 笑顔で元気に『よーし強盗するぞー^^』とか言ってる人なんていませんよね笑笑

いたらすみません(;^ω^)
しっかりブタ箱にぶち込みましょう👍

 著者は『いぶし銀のような輝き』と述べていますが若い故の輝きではなく、長い間積み重ね続けた感謝の念と謙虚さが歳を重ねることで輝きます。

 かくいう自分もまだ若い方ではありますのでその言葉を完全に理解出来るほどの器ではありませんが毎日を一番若い日として輝きながらそうやって歳を重ねることで『いぶし銀』というものが身につくみたいです。

 良いですねぇ。
渋い大人って、、、かっこいいですよね✨
そうやって出来ていくんですねぇ。

 読み進めながら思いましたがこの方も相当苦労されたようで。
そして私達と同じく、だらけた時もあり、思い違いを正されたことも多々あるようです。

 素敵な方々との巡り合わせによって少しずつ心を変化させ、このような素敵な言葉を与えてくださるようになった、というわけです。

 これも『自分が頂いて成長した言葉に経験を加えて私達に与えている状態』というわけです。彼女もまた、頂いたもの以上のものを与えることで自身を更に輝かせています。

 今私がこうして著書の紹介をしているのも、そもそもある方からオススメされたものが多いです。それを如何にかみ砕くか、自身の経験をプラスして皆様にお届けするか、これもある意味では彼女の教え通りとも取れます。

 もちろん試行錯誤して悩み続け、後悔や葛藤もあります。
ですがその時間も私にとっては楽しいのです。

 私の中での楽しいは『楽しい=楽』ではありません。
新しい事に触れ、考えている時間が何より幸せです。
そして必要としてくれる誰かに届けと想いながら書いている時間は至福です。

 他人から見たら私の趣味は所謂『痛い』とは思います笑
配信なんてしたり作詞なんてしたりブログなんて書いたり…。
『あんたがいうか?!』みたいな趣味の人から『気持ち悪い』と言われたこともありました(;^_^A

 『自分を好いてくれている人の喜びになれば、その心に響けば』なんて思いながらやっていたのは今の自分を作り上げました。

 まあね!ゆうてももちろんね!『今の俺かっけぇ~』って思いながら喫茶店でコーヒー飲みながら作詞したり本読んだりしていたこともありますよ!

『ド痛いじゃねぇか!!!』

…ヘヘッ(暗黒微笑【時代遅れネットスラング】)

 …でも『一人〇〇』とかもそうですけど本当に好きならやるべきなんですよね。今素敵な言葉を言ってるミュージシャン達も何割かは動機が『モテたい!』だったりするんでしょうし要はやるかどうかです。

 それを全力でやって、自然に出来るようになった先にいぶし銀のような輝きが待っているのだと思います。信じたい。

いや信じてます( ー`дー´)キリッ

 その過程で間違ったことも言ってしま、やってしまうと思います。
間違って凹んだ時、私が自分自身にいつも言い聞かせている言葉がありますのでそれを最後にお伝えします。

森本のモットー


 私が憧れるのは歳をとっておじいさんになった後、本を書きながら書いている途中で息絶えることです。

 不完全な私による不完全な本を書いている途中で完成する。それが私の夢です。

 少し脱線しましたが要は

こういうこと!


ってわけですな。

 そこに気遣いが生まれ、言葉遣いも変わります。

 これは私自身も気を付けなければならない一生の課題でもあります。
 心無い一言で傷つけてしまったことも多々あります。
 最近もありました…_(._.)_

 『自分の立場が上』とか考えたり『人の話を聞けない人』に読んでほしい一冊です。まあそんな人が読むとは思いませんけど…苦笑

 一歩一歩で良いので私と共に前に歩んで行きましょう(*'ω'*)

今回は以上になります!
5作目の紹介でした。

それでは皆様最後までありがとうございました。

See you Next time…



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