#8 芸人ことわざ
先日、実家の押入れを整理していると「芸人ことわざ集」と書かれた古い本が見つかりました。
何百年も前に書かれたものでしたが、今の芸人にも為になる教訓がいくつも書かれていました。
いくつか抜粋したいと思います。
芸人ことわざ
挨拶せざる者芸事の上達なし(あいさつせざるものげいごとのじょうたつなし)
挨拶を疎かにする人は、芸事も上手くいかないものだ。
メタネタやりの作家票こぼし(めたねたやりのさっかひょうこぼし)
お笑いをイジるようなネタでは、作家からの評価は得られないという教え。
ファンかく者の裏にネタ書く者あり(ふぁんかくもののうらにねたかくものあり)
自分が遊んでいる間に、他の者は努力しているということ。
インフォの自我芽生え(いんふぉのじがめばえ)
最初は純粋な応援の気持ちでインフォメーションをするも、だんだんと見返りが欲しくなっていくものだということ。
怠け者東へ行き怠ける(なまけものひがしへいきなまける)
努力をしない者が東京進出をしても、良い結果は出ないということ。
転じて人の性格は変わらないという意味。
説法を聞き流し一飯を得る(せっぽうをききながしいっぱんをえる)
先輩の説教を話半分に聞いて、ご飯を奢ってもらうこと。
要領がいいことの例え。
出待ちをして物を得ず(でまちをしてものをえず)
差し入れを持って来ていないファンの人の出待ちをすること。
無駄な時間を過ごすという意味。
駆ける狸には追いつけぬ(かけるたぬきにはおいつけぬ)
一度、掲示板の「雑談たぬき」で書かれた内容に対しては、どう頑張っても対処の仕様が無いということ。
何百年の言葉なのに、今でも刺さることわざが多かったです!
教訓にしてこれから頑張ります!