行政書士試験 勉強方法
こんばんは。森本さやかです。
本日は上記のTwitterでも呟きましたように行政書士試験に一発合格した私が、どのような勉強をしていたかをご紹介します。
とてもシンプルです。
『過去問を反復する』ことに重点を置いていました。
勉強を始めたのは3月頃です。
1.教科書通読
まずは『みんなが欲しかった』シリーズの教科書を1周さらっと読みました。『みんなが欲しかった』シリーズはカラー仕様で解説がとても分かりやすいので、法律初学者の方にとても合っていると思います。
民法は宅建で学習していたので、それ以外の科目を読みました。
最初の教科書読みは、どんな内容が範囲なのかをさらっと掴むだけでいいので、得意な科目があれば除いたり、苦手科目に絞ったりして問題ないと思います。
2.基本問題集マスター
次に『みんなが欲しかった』シリーズの基本問題集に取り掛かりました。この問題集の良いところは過去問の中でも基礎的な問題+オリジナル問題で構成されているところです。
この問題集がスラスラ解けるようになったら基礎はついていると思います。基本的に問題集は間違える問題がなくなるまで反復します。
ちなみに択一形式なので、正解はしても分からない選択肢があった場合は間違いにカウントしていました。
そのため次の問題集に移る頃には1肢1肢、解説まで理解していました。これはどの問題集をやるときにも共通して重要なことです。
私は全部で3周でしました。
自分自身が完璧だと思えるまで何度でも反復してください!
3.ウォーク問(法令、一般知識)マスター
5月〜試験直前まで
次にLECのウォーク問(法令、一般知識)に入りました。これは過去10年分の過去問が分野別に全て網羅されています。
先程の基本問題集にはない難しめの問題や、あまり出ない問題もあり、逆に何度も繰り返しだされる論点なども把握できるので、より本試験とはどんなものかが分かってくると思います。
こちらも基本問題集のときと同じように完璧になるまで反復しました。私は5周やりました。
ちなみに法令:5周 一般知識:(情報通信、個人情報、文章理解のみ)3周
4.ウォーク問(記述)マスター
9月〜試験直前まで
ウォーク問記述問題集
2周です。
1周目は分からなければすぐに回答を見ながら解く
2周目は何も見ずに解く
その後、出そうなワードや論点を反復して覚える。
また苦手論点を発見したら択一に戻って復習しつつ、反復して覚える。
配点も意識して学習するのがいいです。
本当は3周目もやったほうがより完璧だと思います。
(私は時間不足で出来ませんでした)
記述は択一の知識が問われるので、出題形式を理解することと、基本を大切にすることが大事です。
5.模試受講
最後に模試を一回だけ受けました。
模試の目的は、自分の立ち位置を理解することです。
この試験は180点を取れば合格という絶対評価ですが、毎年の合格率から考えると上位10%以内に入れていれば合格可能性は高い思います。
つまり模試で気にする点は自分の点数ではなく現在の立ち位置です。
点数はいつもより取れない方がほとんどだと思います。
なぜなら模試の問題は難易度が高く、試験にはないような問われ方をするなど作り込んであるからです。
不安にさせるためにあるものだと私は勝手に思っています(笑)
模試の点数や、出来なかった難易度の高い問題に固執するのはやめておきましょう。
以上が合格までに私が勉強したことです。
すごく単純で大半が過去問の反復です。
「過去問を制するものは 試験を制す」
最後までお読みいただきありがとうございました☺️