同じネタをずっと擦り続けることは面白くない
こんにちは、よく喋る男を推しがちなVtuberオタクのもりもとくんと申します。今回は、Vtuber界隈あるあるの「同じネタを1年も2年もずっと擦りづけること」について問題提起をしたいと考えております。
この文章を書いたきっかけ
まずは、こちらの切り抜き動画をご覧ください。
切り抜き元になる王様マリカコラボ配信にて、あにまーれの因幡はねるさんと夕刻ロベルさんの掛け合いにて生まれた「あにまーれとか全員抱いたぜ」ネタと「今日は危険日」ネタです。私はこの配信をリアルタイムで視聴しており、先程挙げた2つのネタを含めたほぼ全編通して楽しませていただきました。ただ、今はこれらのネタを楽しむことができなくなってしまいました。
これらのネタが嫌いな理由
これらは共通して下ネタで、その類いを使われることが苦手な方は私の周囲においても一定数おります。しかし、理由は別のところにあります。では、どういった部分が嫌いかと言いますと、オタクや演者の方々も2021年3月1日からずっとこのネタを擦り続けていることです。
オタクに関しては、はねるさん以外のあにまーれや774.inc所属のタレントさんまたはホロライブ以外の女性Vtuberとロベルさんがコラボするという場面になってもこの表現を当たり前のように面白がって使います。渋谷ハルさん主催のVtuber最協決定戦にチーム「xX新世界の神Xx」としてぶいすぽっ!の花芽すみれさんと英リサさんと出場した際などが該当します。また、夕刻ロベルさんを「あにまーれを抱いた人」として当たり前に認識し、あまつさえ人様に布教する文章にもこの文言を使う方がいらっしゃいます。
演者に関しても、流れを作った大元であるはねるさんは王様マリカ以降の配信でも積極的に抱いたぜであったり危険日であったりということをロベルさんとのコラボにてほぼ必ず言います。また、犬山たまきさんは自身のチャンネルにて神楽めあさん、はねるさん、ロベルさんを招いてNintendo Switchソフトのアソビ大全で遊ぶ「危険日ルドー」という名前のコラボ配信を行いました。
はっきり言ってうんざりしますし、しつこいです。お笑いやエンターテイメントにおいて「同じものをずっと客に見せ続ける」ことはつまらないと私は考えております。鉄板のネタという概念はたしかに存在します。ただ、それは大枠の流れが同じであっても細やかな言い回しや、回を重ねるごとにオチが数パターンに分岐するというように、何かしらの変化があることで面白みが生まれます。考えなしに同じことを繰り返すのは一発屋のやることで、残念ながら一発屋はブームがさったら多くの方の話題に出ることはなくなります。私は、少なくとも夕刻ロベルさんを一発屋の立ち位置にしたくありません。そもそもその程度の認識ならば2年も彼を追っかけておりません。
願いはただひとつ
私の願いは、例え面白い流れを生み出したネタであっても、使う回数は1回切りにしましょうということのみです。今回は王様マリカきっかけのネタを例示しましたが、今のVtuber界隈は「何回も繰り返されて面白みが一切なくなってしまったネタを、考えもなしに何年も擦り続ける」ことがホロライブであっても、にじさんじであっても、他の事務所であっても、個人勢Vtuberにおいても、大体の場所で起こってしまっていると感じます。では、最後に皆様に向かって心からの問いかけをして締めます。
あなたが面白いと思ってずっとずっと使い続けているネタは、今この瞬間においても本当に面白いですか?
ぜひぜひ議論をしましょう。この文章を読んだりして感じたことをここのコメントやTwitter、あるいは私宛のマシュマロにて送ってみてください。あなたのご意見をお聞かせください。
↓記事の感想やご指摘などがあってもアカウントがなくて記事のコメント欄を使えなかったり、ツイッターのリプライで言いづらかったり、そもそも匿名じゃなきゃ言いたくないなどありましたら、マシュマロを常時開放しているのでそちらに投げてください。
追記(2022/05/25 19:03)
マシュマロの方にご意見をいただけたので、それに基づいた追記です。
このnoteは「もりもとくんという1人のオタクが個人的に感じていることであり、夕刻ロベルさんご本人が嫌がっているわけではない」です。なんなら本人はとある雑談配信にて、「最近その切り抜きを見た人も居るのだから言われてしまうのはしょうがない」と言及しておりました。
(お手数ですが、これらのやりとりがされた雑談配信のアーカイブに心当たりがある有識者さんはURLなどを情報提供くださると私が咽び泣いて喜びます……)