デコ日記(映画「鬼太郎誕生」と大河ドラマの話)
3連休の間に鬼太郎誕生を見に行く。作品はとても丁寧に作られていて、グラシネでゆったりと楽しんだ。原作未読ということもあり、元ネタわからずなところもあって後でXのポストで知ったこともあり、反省。とはいえ、犬神家の一族っぽいストーリー展開は流石に大ネタすぎませんかという印象を持ったのは正直なところ。水木とゲゲ郎の関係性についても、思ったより早く仲良くなってしまったのが好みに合わず(私は最後の最後まですれ違って拗れた上での相棒認定のが好きと言うだけなんですが)、クライマックスの盛り上がりにあまり乗り切れなかったなあという印象。…と言うことをぐだぐだ考えていたら、日記を早々に更新できず、2ヶ月も過ぎてからのそのそアップする始末に。そういう踏ん切りの悪さは良くないと分かっていながらも、楽しんでいるファンに水を差すのもなんか違うよな〜と考えてしまってついつい後回しに。いや、ちゃんと作ってあるからね、そこはおすすめできますよね。鬼太郎誕生のストーリーも面白いけど、ゲゲゲの鬼太郎のアニメ自体が世代交代しながら作られているのでちょっとメタっぽい視点で見るとそれはそれで面白いし。
光る君へは今週第2話。作品の序盤は紹介的な要素も強いシーンが多く入っているし、本題には入らないだろーと思って軽い気持ちで見ていたけれど、貴族と平民、朝廷と後宮といった色々な社会をうまく織り交ぜてストーリーが進んでいるので、結構大盛り感がある。場面が多くて飽きている暇がない。一月の時点で結構好きな作品の予感。(刀を振り回さないで、謀事で人を無慈悲に殺していく人間のエグみがすごいのが平安時代じゃないと描けませんよね)