永遠の意味さえ曖昧な
2022年6月1日の、0時を少し過ぎた頃
ISLAND TVの『少年忍者』のページを開き、信じたくなかった「事実」を確認しました。
その後、Twitterを開いて、お友だちみんなの反応を伺ったり自分なりの言葉を綴ってみたりしている内に、気がつけばその事実確認から1時間が経とうとしていました。
そろそろ寝なければと、スマホの電源切って横になって1時間、
翌朝にはいつも通り仕事に行かねばならないというのに、まっっっったく眠たくならない。
眠気の代わりに頭の中に在ったのは、2つの考えごと。
ひとつは、「脱退」の道を選んだ彼の行く末
もうひとつは、残された21人の行く末
ジャニーズのアイドルを応援し始めてから、はや十数年。
この間に、何度も何度も身に染みて分かったことがあります。
それは、「アイドルというものは、とても不安定で儚いものであること」。そして、「そんな彼等にまつわるもので"永遠"に変わらないものなどない。」ということです。
道半ばで事務所を離れるアイドルがいれば、
デビューして理想的かつ華やかな人生を送ったのち、次なる"新たな夢"を抱いてアイドルを辞める人もいる。
"悪いこと"をして、アイドルでいられなくなった人もいる。
結成されたアイドルグループが、何かしらの理由で解散することがある。
新たなグループがまた誕生したりもする。
元々あったグループに、新たなメンバーが加入することもある。
そのグループから、メンバーが脱退することもある。
私が愛してやまない「ジャニーズ」のアイドルというものは、とても華やかで、恐ろしく"不安定"なものだと思っています。
だから、今回の出来事を受け、信じたく無い気持ちがある反面、
そうなる「可能性」があったことは、どこかしっかり認識していた自分がいたような気がします。
脱退、解散、退所、結成、加入、デビュー
アイドルに起こりうる出来事を、私たちファンの視点で捉えた時、
「起きてほしいもの」と「起きてほしくないもの」という分け方ができると思います。
その「起きてほしくない」方の出来事の先に、
タレント自身の"新たな道"や"幸せの形"があり得るのもまた事実。
では、今回の「脱退」は、果たして
彼と彼等にとって、どんな影響があるのでしょうか。
独り身になったから、スポットライトが当たりやすい?帰る場所が喪失した孤独感?
1人減ったから、その分1人当たりの注目度が上がる?彼がいたから保たれていた関係はどうなる?
悲しいかな、我々ファンはあくまで「応援する側」でしかないから、その影響に作用することはできないし、その影響を本質的に理解することはできないでしょう。
きっと、私たち以上に、自分たちの立場と"これから"が不安定で未知なるものであることを感じているであろう彼等。
でも、そんな彼等は、時折私たちファンや仲間達に向け、「永遠に一緒にいよう」「永遠に好きでいてください」という言葉を投げてくれます。
彼等がここでいう「永遠」って、本当に永遠?
永久に続くもの?変わらないもの?
きっとそんな事はないでしょう。
「永遠なんて無い」、と賢い彼等はきっと知っています。
それでも私達にその言葉を贈ってくれるのは、
きっと「いつか来るであろう終わりの日」を忘れて、今のこの瞬間を最大限に楽しむ為なのではないかな、と勝手に解釈しています。
どこまでも曖昧で、無責任で、不明瞭なこの「永遠」という言葉。
でも、「とりあえず終わりのことは考えず、今はこのことだけを考えておこう」、みたいな気持ちにさせてくれる言葉。
この言葉を、この先どうなるか全くわからない彼等に、私なりの愛を込めて綴ろうと思います。
平塚くん、永遠に幸せでいてね。
大きな口を開けて、大きな目を細めて、ふわふわとした温かい笑顔を、永遠に失わないでね。
少年忍者のみんな、永遠に一緒にいてね。
21人それぞれの夢と願いを、永遠に大切にしていてね。
いつか来るであろうその日まで、
私の大切な人たちの幸せを願うことしかできませんが、
私はその日まで、
永遠に彼等のことと彼等の夢を信じ続けようと思います。
平塚翔馬くんと、少年忍者のみんなの
輝かしい未来を祈って
2022.06.01
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