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加速してゆく姿は 美しい

2013年のJUKE BOXから13回目の、
前回会場に足を運んだ2019年9月2日東京ドーム開催の十五祭から実に816日振りに、
関ジャニ∞のコンサートに行って参りました

その816日の間に、ジャニーズJr.を応援する、という新たな楽しみを見つけました


若くて、初々しくて、未熟で、
伸びしろが沢山あって、メキメキと成長して、
デビューという夢に向かって切磋琢磨し合う彼等の"良さ"は、関ジャニ∞を応援する時とは違うワクワク感があって


その"良さ"がどこから派生するものなのかを考えた時に、それは「若さ」からくるものだろう、ということに気づきました


そしてその気づきを得た時、
どこか悲しい気持ちになりました



それは"今の"関ジャニ∞が持っているものではなかったから




大半の女性アイドルが、20代後半〜30代にかけて活動を引退し始めるこの風潮は、「若さの良さ」という定説故だと思っています

若くて、顔に刻まれる皺も無く、艶のある肌を持った彼等は当然魅力的で

いつかアイドルオタクの友達が放った「アイドルの魅力度は年齢と共に下降する」という言葉が物凄く腑に落ちてしまった事もありました


若いから良い、若いから好き、若さから来る魅力に惹かれている、というこの事実を認めてしまった時、
それが関ジャニ∞から離れるきっかけになってしまうのではないか、と酷く怖くなりました



そんなある種のモヤモヤを抱え続け、偶々復活当選で予定よりも早く足を運ぶことになった関ジャニ∞のコンサート



そこには、かれこれ20年以上ジャニーズとして活動し続けた彼等が、未だ見せたことの無い"魅力"が沢山詰まっていました



最新のモーション技術を使用した演出があれば、

彼等の仕事から生まれた縁で楽曲提供してくださったアーティストの方々が魅せてくれた、関ジャニ∞の新たな魅力の引き出しがあったり、

決して器用では無いのに、まだまだ挑戦し続けたいと語る最年長と、彼がおぼつかない手つきで少し背を丸めながら弾くギターがあったり



若くはなくとも、
初々しくて、
未熟で、
伸びしろが沢山あって、
メキメキと成長して、
さらにジャニーズのアイドルとして豊かに、という夢に向かって切磋琢磨し合う彼等がいて

まだまだ年齢だけの衰えを見せない、
変わらないけど、変わっている関ジャニ∞がいて


そんな彼等への愛は、816日前とは変わっていないこと
寧ろ、加速していることに気付くことができました



今回約4年ぶりに発売された関ジャニ∞のオリジナルアルバム「8beat」
ここ数年のシングル曲に加え、豪華なアーティスト方からの楽曲提供もあり、とっても豊かな一枚でした

そのアルバムに収録されている数々の曲の中でも、私が特に好きな1曲が「凛」です

「凛」は、東京五輪で活躍したアスリートや、その裏で選手と私たちの生活を支える医療関係者など、この厳しい時代の中で生きる人々へのリスペクトが詰まった曲です

その「凛」の中に、「加速してゆく姿は美しい」
というフレーズがあります


東京五輪のテーマ曲として発表されたこともあり、この「加速してゆく姿」は、アスリートの方々を指すのだろうと思っていましたが、
今は、この「加速してゆく姿」こそ、この曲を歌う彼等に相応しい言葉なのでは、と思います


次々と魅力的な後輩グループが誕生し、とてつもない勢いが話題となっている昨今ですが、
自ら新たな挑戦と開拓をし、私達ファンに「まだ不完全だ」と語る今の関ジャニ∞は、下降ではなく加速をしているのだと

そしてその姿は滑稽でも何でもなく、ただただ美しいと

所詮ファンの贔屓目と思われてしまうかもしれませんが、

私はそう思いました



まとまらない言葉をつらつらと並べてしまいましたが、
私が約11年間信じ愛し続けて来たこの時間を、その対象を、改めて確認できたこの日の感情を忘れたくなくて、勢いのまま文字を綴っています

なんとも拙い文章ですが、己の頭と心をだいぶ整理できました


そんな今、私の心にたったひとつポツンと残った言葉でこの記録を締めようと思います


関ジャニ∞、大好きだ〜!!







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