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ゼロ富士

昨年は河口湖から頂きを目指し、そして田子の浦へ向かおうとしたが
下山途中に捻挫で頓挫した
先月の富士ヒル(記事下書きのままだが)から一ヶ月
0mからの富士の頂きを目指す

どんな山にも一癖あって、それが個性的な魅力をなしているものだが、富士山はただ単純で大きい。
小細工を弄しない大きな単純である。それは万人向きである。何人をも拒否しない。しかし又何人もその真諦をつかみあぐんでいる。
地面から噴き出した大きな土のかたまり、ただの円錐の大図体に過ぎぬ山に、どこにそんな神秘があり、そんな複雑があるのだろう。

富士の頂にゼロから登ること
このスケールの大きさを歩くこと
今回は山登りというより旅を楽しむ

そして何かの挑戦をする時は誰しもゼロからの始まり
旅は挑戦でもある


真夏の陽の灼熱から徐々に高度をあげ冷涼な気候、
そして今回は爆風の中凍える環境
青々とした樹林帯から徐々に高山地帯へと歩くこと

3100mあたりの地点で爆風に雨が混じってきたので今回の旅はここで終えた

Day1:田子の浦・富士塚ーPICA表富士(テント泊) 29.5km 1320D+
Day2:PICA表富士ー御殿庭ー御殿場新五合目ー半蔵坊 16.2km 2050D+ Day3:半蔵坊ー3100mー御殿場駅 24.5km 630D+
(高度・距離ちょっと怪しいので後ほど修正します)

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