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推しのご結婚を2時間かけて味わった私

本日、2023年9月18日。
真彩希帆さんと生田大和先生のご結婚発表。

真彩ちゃんが大好きな私にとっては本当に祝福すべきことで、大変おめでたいニュース。

私は、真彩希帆さんが大好き。
もう真彩ちゃん以上にこんなに大好きになる、いわゆるご贔屓・推しの人は、現れないと思う。

大好きな方のご結婚なんて、もう二度とないことだと思うので、経緯とこのドキドキの感情を率直に書き留めておきたい。


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朝8時ごろに目覚めた私は、まず先に携帯をチェックした。すると、いつもはお昼以降から夕方にかけて届く、真彩ちゃんからのメール(つまりファンクラブメール)が届いていた。
あれ、こんな早朝に?珍しい。本文を見る。

「真彩希帆からM-useの皆様へ大切なご報告がございます。」

あ、結婚だな? 瞬時に悟った。

ファンミーティングやディナーショーにも参加して、真彩ちゃんのパーソナルな部分も大好きになった私。真彩ちゃんは「大切なご報告」という言い方を、結婚以外ではしない人だと直感があった。

すぐさまブログに入ろうとしたが、サーバーが落ちている。何度も読み込みをしても、なかなか入れない。ぐるぐる表示を虚無に見つめる中で、サーバーが落ちるということはこの報告は絶対に結婚だ、と確信を持ちはじめた。
Twitterで「真彩希帆」「真彩ちゃん」と検索したい気持ちにもなったが、ぐっと堪えた。本人の言葉でしっかりと受け取りたかったから。
それに、お相手が一般人ではないことは、真彩ちゃんの華やかな外部ミュージカル出演歴から見ても明らかだったので、誰かの噂でお相手を知るなんてもってのほか、という気持ちもあった。(真彩ちゃんの宝塚時代のお忙しさと舞台に向き合う姿勢からは、お付き合いを続けている方がいるとは思えなかったので)

真彩ちゃんは、世の男性、というか性別関係なく出会った人みんなを虜にする魅力があると思っていた。それは、重いお芝居のあとのカーテンコールを見れば明白だった。
大体のヒロインの女優さんは、お芝居の悲劇の感情を引きずる男性主役の方に対して、相手に気を使う姿勢を見せながらおどおどと手をとって、しんみりと去っていくのが大多数。私が見てきたカーテンコールでは、恋人役でも、この二人はお芝居以外はあくまでもビジネスパートナーなんだなと思えるような遠慮があった。
でも、真彩ちゃんは違う。「あはは!終わったよっ!!」というように、プライベートのカラッとした笑顔で相手役の手を取り、本当の真彩希帆(つまり本名の真彩ちゃん)でとにかく楽しそうに去っていくのだ。それを「笑う男」「ジキル&ハイド」「ファントム」の、死んだり苦しみを抱えたまま幕を閉じるヒロインのレパートリーでできちゃうんだから、この人は本当にすごいな、と思っていた。
そんなカーテンコールを見るたびに、楽しいカンパニーの輪の中心にいるのは真彩希帆なんだろうな、と何度も思った。最近真彩ちゃんのインスタで上がってたファントムの稽古場は、みんながみんなとっても楽しそうで朗らかで。自分を出して高め合える環境なんだろうなぁ、真彩ちゃんがいるだけでそんな空気になっちゃうんだろうなぁと思ってた。
そんな真彩ちゃんを、何よりも尊敬していた。

少し話は逸れるが、真彩ちゃんのファンミーティング2022で聞いたことの中で印象的だったのが、
「私は会う人みんなに自分の素を見て好きになってほしいから、初対面でもどういうきっかけの人でも自分をさらけだしている。そうしないと本当の自分を愛してもらえないしね。それで仲良くなれないなら仕方ない。(意訳)」
という言葉。なんでもネガティブに考えてしまって、みんなに好かれることばっかり考えて、人によって自分の態度をころころ変えてしまう私にとにかく沁みた。それがきっかけで、演じる真彩ちゃんだけでなく、真彩ちゃんのパーソナルな部分も大尊敬するようになった。
ファンミでは、一字一字文字起こししたいくらい私の心に刺さる言葉ばっかりいただいて、朧げな記憶なのが本当にもったいない。

つまり言いたかったことは、そんなさっぱりとした明るさを持ち合わせ、ひまわりのような笑顔を向けられていたら、共演者誰でも好きになっちゃうよ、ということ。
宝塚出身の方々って高貴な箱入り娘のような印象があると思うけど、真彩ちゃんは宝塚出身の中で異色なフランクさがある。謎めいたお淑やかな宝塚という箱の中から急に出てきた、陽気でフランクなお嬢様なんて、私だったらそりゃ好きになっちゃうので、誰だろう、と結婚相手を考えてしまっていた。

最近だと、浦井さん?かっきー?城田優?
まさかジャニーズ? 真彩ちゃんならあり得る、京本くん、藤ヶ谷くんもありかぁ……

と思考をぐるぐるさせていた中で、ようやく会員限定ブログが読み込めた。そこで飛び込んできたのが、

「宝塚歌劇団 脚本•演出家の生田大和さん」

の文字だった。
抱いた感想としては、

おおっ、、?!

であった。もちろん宝塚好きなので、生田先生は存じている。だいきほコンビの退団公演も担当された方。だが、完全な把握まで時間がかかった。

そんな中で、9時を迎え、サーバーエラーの会員に配慮して、メールにもブログ本文と写真が添付されて送られてきた。
メールで再度改めて、かすみ草のブーケをもった美しすぎる真彩ちゃん、あまりにも幸せそうなお二人のお写真を受け取り、本文もじっくりと読み返した。
幸せなお二人に見惚れて、ようやく腑に落ちた。

「ご結婚おめでとうございます」

と心の中で唱えて、スマホを置き、ようやくベッドから出た。10時前だった。


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最初のメールから2時間も、「贔屓の結婚」を楽しませていただいた。

これが、
「贔屓のご結婚を2時間かけて味わった私」
のレポである。

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本当はもう少し書きたいことがあった。

私は真彩ちゃんの幸せが自分のことのように嬉しいし、真彩ちゃんには幸せになってほしいと思ってる。本当に心から祝福しています。
その気持ちが第一にある、というのは念頭においた上で。

心のざわめきがあった。

本当はそのざわめきを色々と綴っていきたかったけれど、今日は祝福するべき日なので、取り急ぎここまで。


大好きな真彩ちゃん、
ご結婚おめでとうございます。



P.S.
8600字感想を改めて読むと、昔から大好きだったなぁ、と思いました。
今までもこれからも、ずーっと大好きです。

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