昭和の風景
昨日はiPadの電源ケーブルが断線してしまったので駅前まで買い物に出かけた。往復4キロほどの道のりだが普段3キロは毎日歩いているので大丈夫だろうと思って出かけた。
久しぶりに駅までの道中をゆっくり歩いてみると、いくつもの見慣れた建物が無くなり更地になっている。
子供の頃お世話になった床屋、中学の同級生の家だった金物屋、母親が好きだった甘味処、ついこの間までお世話になったコンビニ、みんな跡形も無くなって更地になってる。
休日だからか、人気の少ない駅前通りを歩いて、昔の事を思い出していた。
床屋のおばさんは若くて綺麗だった。甘味処では僕はいつも心太を好んで食べた。
コンビニの店主は僕の好きなタバコの銘柄を覚えていた。
少し歩き過ぎた様だった。
何度か転倒しそうになって、漸く家にたどり着いた。
昭和の風景がなくなる様に僕の昭和が終わるのか、寂しい、、
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