中学英文法の基礎-2
2、文の要素
(1) 文の要素
英語の文は主語、動詞が必ずあり、動詞により補語、目的語がそのあとに
続きます。これに副詞や副詞句などの修飾語がついて文となります。
この主語、動詞、目的語、補語、修飾語の5つの要素を文の主要素と呼びます。
そして英語では「誰が」「何だ、なにをする」という文の中心となる主語、
動詞が文の先頭に来ます。
(2) 目的語、補語
目的語とは、動作の対象になる「~を、~に」に当たる語で名詞、代名詞
などが目的語になります。
補語とはbe動詞のあとにきて主語の説明をしたり、目的語の説明をする
語で、補語になるのは、名詞、形容詞です。
Jane sings the song very well.
Jane は主語で「ジェーンは」、sings は動詞で「唄う」、the song は目的語で「歌を」、 very は副詞で「とても」、well は副詞で「上手に」という意味です。
副詞は文の主要素にはならない修飾語です。
I am tall.
My father looks young.
I は主語、 am は be動詞で「です」、 tall は形容詞で「背が高い」という
意味で主語のI を説明する補語です。
My father は主語、 looks は一般動詞で「見える」、young は形容詞で「若
い」という意味で主語を説明する補語です。ここでは主語=補語の関係になって
います。