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自己紹介 | レズビアンでエッセイスト | はじめてのnote

 はじめまして、レズビアンでエッセイストの森道ぶんぶくと申します。

 同性のパートナーと10年弱一緒に暮らしてきました。このnoteには、彼女と生活するうちに私が学んだこと、忘れたくないと感じたこと、女同士とはいえまったく分かり合えないと思った話から、「やっぱ一生あんたと生きるわ」と思った話など、女二人の暮らしを中心としたエッセイを書き留めていこうと思っています。

どんな生活をしているのか

 都内の1LDKマンションに私と彼女は二人で住んでいます。隣のご夫婦には、何の拍子だったかカミングアウト済み。二人ともリモートで働いています。

 朝は8時ごろから私が朝食を作り、各々仕事に取り掛かります。古いマンションなので、冬は寒く夏は暑い。去年私が頼み込んで導入したこたつに頼って、何とか冬を凌いでいます。

 昼食と夕食は手が空いた方が用意し、たいてい一緒に食べながらドラマか映画を鑑賞。料理を作らなかった方が皿を洗い、その間に風呂を洗ったり、洗濯物を畳んだり。毎日の風呂を楽しみとしている私の長湯が終わる頃彼女を呼び、入れ替わりで入浴を済ませます。

 それにしても私は、彼女が自主的に風呂に入ったところを見たことがありません。「こいつ、私と暮らしてなかったら絶対風呂キャンセル界隈名乗ってるだろ」と思います。そして仕事が溜まっていたら最後に片付けて、日課のジャーナリングをし、ふたりで続けている交換日記をどちらかが書き、就寝。

 ジャーナリングについては、こちらにも書かせてもらいました。

 こんなシンプルな暮らしですが、愉快で頼れる彼女との毎日は愛おしいのです。ぎりぎり私にだけわかる絶妙なジョークも世界一おもしろいし、ずっと親友とお泊まり会をしているんじゃないか?というくらい尽きないおしゃべりも楽しい。感謝の毎日です。

書こうと思ったわけ

 30代になり、毎日の「おもしろウププな出来事」を書き留める場所が欲しくなってきました。

 「え?もしかしてあの時のあれって、こういうことだったのかも」というアハ体験も多くなってきたのに、どんどん忘れていってしまうのかと思うと、やっぱり書き留めておかなきゃと思い立ったのです。

 ちなみに、タイミングよく松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』を読み見返したというのも、きっかけの一つでした。

 松浦さんは、「どんな人間になりたいのか」を考えながらエッセイを書いてきたといいます。たとえば「優しくありたい」といっても、自分の考える「優しい」とはどんなことなのか。考え続け、書いて、探していく。それこそが「エッセイストのように生きる」ことの醍醐味だと教えてもらい、いいね、いいね。30代っぽいじゃない。と、すっかり乗り気になりました。

目標

 思い切り松浦さんの受け売りだけど、「今どんな風に生きているのか」を書くことで、「どう生きたいのか」を考えていくこと。そして、納得するものをたくさん書いて、本にまとめられたらというのが目標です。

 このnoteはちょくちょく更新していくかもしれません。それではみなさん、次のエッセイでお会いしましょう!ありがとうございました。

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