耳ヘルペスになった〈体験記〉
耳なんてヘルペスになるの？という感じだが、なってしまった。
耳鼻科でそう診断を受けた。
経過観察
1日目：耳輪* にかゆみが発生
2日目：夜に膿み・ズキンッと針で刺されるような鋭い痛みが発生
3日目：対耳輪下脚* 部分にも膿が拡大
4日目：痛みとその頻度が酷くなり、ぐったり
5日目：痛すぎて耳鼻科を受診（正月明けの仕事始め日）
私はもともと耳が荒れやすい＋金属アレルギーなので、膿んでしまう段階までは特に気に留めていなかった（かゆみが出た日は樹脂製だけどイヤリングをしていた）のですが、その後の痛みがあまりに酷く、明らかに何かいつもの肌荒れと違うなと感じました。
耳全体にズキンッ、ジンッという感じの痛みが走るのが、次第に頭痛のようにも感じ、かなりキツかったです。
初めてのヘルペス感染ではない
私は既に性器ヘルペスを持っています。
なので、手やタオルなどに付いたヘルペスウイルスが、何らかのきっかけで耳に繋がる神経節に感染してしまったのかも（下記で簡単に解説）しれません。
ヘルペスウイルスは神経節に一生潜む
ご存知の方もいると思うのですが、残念ながらヘルペスは現代の医学では完治することはできず、再発を繰り返す病気です。
他のウイルス性の病気と違い、症状がなくなったあともウイルスが神経節の中に潜んでいるため、免疫力が弱まった時に再び症状を現します。
潜伏する神経節について
・耳ヘルペス：？（複雑みたいです。耳介なら上頚神経節とか..？）
・口唇ヘルペス：三叉 神経節(さんさしんけいせつ)
・性器ヘルペス：腰仙髄*神経節(ようせんずいしんけいせつ)
個人的なお話なのですが、私の性器ヘルペスは左太もも裏によく出現します。
そして、発症前は左膝うら（ひかがみ）にビリビリと弱い電気が走るような感覚が出ますので、腰髄ではなく仙髄にウイルスがいる…と考えます。（下図 黄色部分）
耳周辺の神経がとても複雑でしたので、参考として以下も貼っておきます。
ちなみに、ヘルペスウイルスは神経節から神経節への移動をするのか？という疑問があったのですが、調べても分かりませんでした。
ご存知の方はご教示いただけると嬉しいです。
処方されたお薬（3つ）
バラシクロビル錠 500mg
単純ヘルペスウイルスあるいは水痘・帯状疱疹ウイルスのＤＮＡの複製を阻害 してウイルスの増殖を抑えてくれる薬。
これを1週間、1日3回、2錠ずつ服用する。
2日目にはだいぶ耳荒れが落ち着きました。
ロキソプロフェンNa錠 60mg
ロキソニン。痛み止め。
最初の服用から1時間ほどで痛みがすっと引きました（薬ってすごい）
一番痛みが酷い時は、12時間ほどするとまた痛みが出てきました。
レバミピド錠 100mg
ロキソニンによる胃荒れ防止錠。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
私自身がこの耳の症状に対する情報があまり出てこなくて困ってしまったので、同じ思いをしている誰かのためになればと思いこの記事を書いてみました。
また性器ヘルペスについても、いつか執筆できたらと考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。